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病気のほとんどは歩けば治る!? 

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  (現代ビジネスの記事より)

二本の足で歩くこと。そんな当たり前のことがある日突然できなくなると、老いは想像を超えたスピードで進む。
早い段階でその兆しを見つけて、車椅子生活を避けるためには、どうすればいいのか。

「父は80歳を超えた頃から、ずいぶん歩くのが遅くなりました。
そして昨年、夜中にトイレに起きたとき、階段を踏み外して転倒し、骨折してしまった。
大腿部と鼠蹊部の骨折でした。
1ヵ月以上も入院し、リハビリを始めたのですが、なかなか自力で立ち上がるようにはなれませんでした。
食欲も進まない、便秘がちになる、夜眠れない、などいろいろな問題が出てきて、退院してからもほとんど寝たきりで、みるみるうちに衰弱してしまった。
結局、自宅に戻って2ヵ月のうちに認知症が進み、いまは特別養護老人ホームで暮らしています。もちろん完全な車椅子生活です」

こう語るのは、都内在住の浦部博樹さん(59歳、仮名)。
浦部さんの父に限らず、事故や病気で歩くことができなくなったことが原因で、高齢者が大きく健康を損ねるのはしばしばある話だ。

在宅訪問などで多くの高齢者を診てきた医師の長尾和宏氏が語る。

「歩くことは認知機能と直結しています。

動くと目からいろいろな情報が入ってきますし、それを処理することで脳を使うのですが、ベッドに寝たままだとそのような刺激がなくなる。

高齢者が安静にしなければいけないといっても、数週間も寝ていれば、かなりの確率で認知症になります。

認知症になれば、ますます外に出なくなり悪循環が生まれる。

その他にも歩かないことで健康上の不都合が出てきます。

たとえば運動しないのでお腹が空かず、胃腸の働きも悪くなる。

それがきっかけで便秘にもなります。

自力で排便することができないから摘便といって他人の力を借りて便を出すしかないケースもある。

便が出ないと腸閉塞になる。つまり、内臓機能が全部、落ちていくのです」


「逆に、歩くことで内臓の機能や認知機能は活発化する。

最新の研究では、歩くことで脳の海馬の神経細胞が再生することがわかってきました。

これまで神経細胞は減ると元に戻らないと考えられてきましたが、歩くだけで神経細胞が増え、認知症がよくなるのです。

歩くことで心臓の音もよくなるし、いい便も出る。

血の巡りが良くなって肩こりまで改善します」(長尾氏)


人が歩けなくなるまでの過程はそれぞれだが、きっかけとなる病気や怪我にはいくつかのパターンがある。


脳卒中を患って下肢が麻痺してしまう。

認知症を患って外出を制限されるうちに足腰が弱ってしまう。

ふとしたことで転んでしまい、骨折を治療しているあいだに筋肉が落ちてしまった……。


そのような理由で歩けなくなってしまう兆候はかなり若いうち、50代頃から現れる。


50代でまだまだ健康だと思っていても、他人から見るとおかしな動作をしている場合があるので、思い当たる節があれば身近な人に聞いてみてもいいだろう。


歩き方でいえば、膝が曲がっている、重心移動がスムーズでないためドンドンと足音が大きいというような人は、無駄な負担が骨や筋肉にかかっている可能性があるから要注意だ。


普段から、すり足気味で歩く人も注意したほうがいい。

足が上がりにくいのは筋肉が衰えている証左、すり足だとちょっとした段差でも転倒につながりやすい。


だが本当に怖いのは、これといった持病もなく、自分は健常だと思っている人のケースだ。

たとえば薬を飲むことで健康な人でも、めまいや立ちくらみが起こることがある。


高齢者には慢性的な睡眠不足に悩んでいて、睡眠剤を常用している人が多い。

転倒の危険性が高まるのは睡眠薬だけではない。

多くの高齢者が飲んでいる降圧剤や糖尿病の薬も、体調などにより薬の効果が強く出過ぎると、過度の低血圧、低血糖になって、めまいやふらつきが出ることがある。


高齢者になると肝臓の機能も衰えてくるので、先に飲んだ薬の成分が分解されないままに、次の薬を飲むことにもなりかねない。

危険な転倒を防ぐためにも、薬の量や飲み方には十分注意を払う必要がある。


骨粗鬆症と近い病気ではサルコペニア症がある。

前者が女性に多い病気であるのに対し、サルコペニアは男性に多い。


結局、歩けなくならないための対策としては、歩けるうちに、正しい歩き方で歩き続けることがいちばんだ。

普段意識することはないだろうが、自分が自分の足で歩ける幸せをかみしめて積極的に運動すれば、寝たきり生活はおのずから遠ざかっていくに違いない。



by mnnoblog | 2017-05-12 08:09 | 健康

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