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急降下ミサイル迎撃能力向上へ 対北朝鮮で防衛省

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  (日経新聞の画像と記事より)

防衛省は2018年度から、発射された弾道ミサイルの落下地点を予測し、必要に応じて迎撃を指示する自動警戒管制システム(JADGE)を刷新する。

演算能力を引き上げ探知から迎撃態勢をとるまでの時間を短縮。
通常より高く発射して急降下させる「ロフテッド軌道」のミサイルなどを撃ち落としやすくする。
北朝鮮の弾道ミサイル技術の進展に対応する。

JADGEはミサイルを探知・追尾する地上配備型レーダーや米軍の通信衛星の情報を集約し、弾道や落下地点を瞬時にはじく。

日本領域内への落下が見込まれる場合などはイージス艦や地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)に迎撃するよう指示する。ミサイル防衛(MD)のいわば頭脳にあたる。

だが、現行のJADGEだと北朝鮮の弾道ミサイルへの対応に限界があるとの見方が多い。
北朝鮮が11月29日に打ち上げたロフテッド軌道の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を撃ち落とすには、高高度にあるミサイルの速度や方角を瞬時に計算する演算能力が必要だ。

防衛省幹部は「現行システムだと計算が追いつかず、迎撃できない可能性がある」と話す。

このため、防衛省は18年度からJADGEを刷新する。
演算能力を高めて速度や落下地点の予測、敵味方の識別にかかる時間を短縮。
迎撃態勢を素早く整え、ロフテッド軌道を描いて急降下してくるミサイルを撃ち落としやすくする。
18年度予算の概算要求に107億円を計上。22年度の本格運用開始をめざす。

複数の目標を瞬時に識別する能力も高め、北朝鮮による今年3月の中距離弾道ミサイル4発の同時発射などにも対処しやすくする。
潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や燃料注入の要らない固体燃料を使ったミサイルなど、あらかじめ発射の兆候をつかみにくい状況での迎撃精度も向上させる。

JADGE以外にもミサイル防衛の強化を急ぐ。
日米両政府で共同生産するイージス艦用の新型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」を21年度から配備する。

現行のSM3は射程が数百キロメートルだが、ブロック2Aだと1千キロメートル超まで伸びる。
PAC3の運用部隊は現在の17部隊から20年度には28部隊へ増強。射程を倍増した改良型を導入していく。

北朝鮮の核・ミサイル技術の分析も慎重に進める。
米国内には、北朝鮮が11月29日に発射したICBMについて大気圏への再突入時に崩壊したとの見方がある。
自衛隊のレーダーなどで、日本海への落下前にミサイルの分離が確認されたためだ。
日本政府関係者は「再突入失敗なら、ICBMは完成したといえない」と話す。

日本政府は再突入の成否について見解を示していない。
安保当局者は「ミサイルを正確に誘導するため、ブースターを使って弾頭部分を意図的に分離させた可能性もある」と指摘する。

by mnnoblog | 2017-12-12 08:22 | 防衛

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