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2017年 03月 20日 ( 1 )

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  (DIAMOND online の画像と記事より)

「私は体が硬いもので」「歳のせいかめっきり体が硬くなって」などと嘆く人は多い。確かに硬いより柔らかいほうがいいような気がするが、実際のところ体が硬いとどのような不都合があるのだろうか。
そもそも体のどこがどのように硬いのだろうか。

体の「柔軟性」という言葉があるように、柔らかさの定義を調べたほうが話が早そうだ。
厚生労働省によれば、柔軟性とは「筋肉と腱が伸びる能力」のことで、筋力、瞬発力、持久力、調整力とともに基本的な運動能力のひとつとされている。
つまり体が硬いということは、筋肉と腱が伸びる能力に欠けるということである。

柔軟性には「静的柔軟性」と「動的柔軟性」がある。
静的柔軟性はいわゆる体の柔らかさで、一般に柔らかいほど普段の生活でのケガが少なく、疲労も回復しやすいとされる。
動的柔軟性は体の動かしやすさ、つまり運動のしなやかさのことで主に競技能力に関わるものだ。

言い換えれば、体が硬いと動作が不自由なだけでなくケガをしやすく、疲れやすいということになる。
また体が硬く緊張状態にあると代謝や血行が悪くなりやすい。
つまり腰痛や肩こりなどの不調や、免疫や代謝などあらゆる体機能の低下につながるとの説もある。

前述のように体の柔軟性は「関節可動域」により左右される。
関節可動域とは字面のとおり、体の各関節が自然に動くことのできる範囲のことで、「骨格構造」と「軟部組織(筋肉や関節など)」によって決まる。
骨格の構造は生まれつきのものであり、努力によりどうにかなるものではないが、体の組織なら変えることはできる。

関節可動域を変えるための手段がストレッチ運動だ。
私たちはストレッチをすると関節が動きやすくなったり、筋肉が伸びやすくなること、運動前や後のストレッチが大切であることを経験から知っているが、もともと筋肉や関節の柔軟性を高めるための運動なのである。

ストレッチには、比較的軽い運動というイメージがある。
やりようによってはいくらでもキツくできるのだが、一人でもできる、時間や負荷を簡単に調節できる、場所を選ばないという意味でとっつきやすい運動なのは確かだ。

運動の習慣がなく体の硬い人が、どれストレッチでも始めてみようというとき、困るのが選択肢の多さだ。
ほとんど「効能」に近いことを謳う様々なストレッチやその類があり目移りしてしまう。

無難なのは定評のあるストレッチを選ぶこと。
例えばラジオ体操第一・第二もいいだろう。
全身の筋肉や関節を動かすようにデザインされた体操だから、ストレッチとしても優秀である。
体が覚えているはずだからとっつきやすく、見かけ以上にカロリーを消費するのでダイエット向きでもある。

あえて流行に乗ってしまうのもよい。
メディアに当たれば、ここ最近話題となっているストレッチがいくつかみつかるはず。
現在は背中柔軟性ストレッチ、横隔膜ストレッチが話題に上り続けている。
極端な内容だったり、ありえないほど多くの効能を謳っていない限り、どれでもいい。
その場で試してみて「キツいけれど気持ちいい」と感じたら、そのストレッチに決めてしまおう。
続けるにはまず始めてみることだ。


by mnnoblog | 2017-03-20 08:43 | 健康

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