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2017年 05月 05日 ( 1 )

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  (日経新聞の記事より)

ハンガリーのオルバン首相の下で日増しに強まる「反リベラル民主主義」は、欧州連合(EU)の価値観と対立するものだ。

同氏はこのほど、海外資金で設立された大学への規制を強化した。
これにより、中・東欧では最高水準の大学院大学で、首都ブダペストにある中央ヨーロッパ大学(CEU)が閉鎖に追い込まれる可能性がある。

CEUは26年前、ハンガリーの共産主義体制が崩壊した後、同国出身の米著名投資家ジョージ・ソロス氏が設立した。
「開かれた社会」の推進者であるソロス氏は、反リベラルのオルバン氏には批判的だ。

オルバン氏は何年も、民主主義と法の支配に逆行する政策をとってきた。
難民を不当に扱い、EUの難民割り当て政策に反対することで、寛容と忍耐というEUの価値観を公然と無視してきた。

ここにきては、ハンガリー政府が進める減税や雇用創出にEUが反対していると非難し、よりあからさまにEUを攻撃しているように見える。

国民にはEU支持が根強い。
ハンガリーはソ連圏の崩壊以降、西側の機関に加盟することで大きな恩恵を受け、国民は欧州大陸全土で働ける権利を享受してきた。

これまで数百億ユーロにのぼるEU補助金を得てきたほか、地域間格差を解消するための多額の「構造基金」も2020年までに受け取ることになっている。

これまで、このやりたい放題の加盟国にEUは毅然と対応してこなかった。
26日、EU欧州委員会のティメルマンス第1副委員長は、ハンガリーの新教育法がEU法に抵触しないか精査するよう命じた。

今後、ハンガリー政府は説明を求められる可能性がある。

一方、ドイツのメルケル首相は、欧州議会の最大勢力で中道右派の欧州人民民主党(EPP)に所属するオルバン氏率いる「フィデス・ハンガリー市民連盟」をEPPから追放する動きを主導すると考えられる。

オルバン氏は16年、移民や難民はEU諸国の寛大な社会福祉と、域内の国境開放を悪用していると主張した。
だが、首相としてオルバン氏自身がEUから貴重な資金を搾り取っている。

オルバン氏の勝手な振る舞いと、東欧全域に広がる「反リベラル」の波を食い止めるため、EUはハンガリーに「罰」を与えなければならない。


by mnnoblog | 2017-05-05 08:28 | 国際

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