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2017年 05月 23日 ( 1 )

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  (ALL ABOUT の記事より)

平成14年7月に日本食品添加物協会から出された見解によると、「無添加」とは、食品添加物が、原材料の産地から最終加工食品完成までの全工程において、一切使用されてないことをいう。

即ち、加工食品において表示が免除される加工助剤、キャリーオーバー、強化剤などの食品添加物も添加されていないことをいう。
なお、「不使用」、「無添加調理」等も「無添加」と同じことである。

「無添加」と書く以上、原材料が畑や海山でとれた段階から食卓に上るまでの間、食品添加物は一切使用していないと考えていいでしょう。

ただし「○○無添加」と特定の添加物のみを使っていない食品でも、「無添加」という文字の部分のみを大きく記すなど、紛らわしい表示をする業者も実際には少なくないようです。

倫理的にはいかがなものかと思いますが、今現在、景品表示法や薬機法、食品表示法などの法律で取り締まることはできないようです。

添加物とは身体に悪い余計なもの、健康面に有害なものというイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
しかし、添加物=悪と考えるのは少し違います。

例えば「豆腐」と聞いて、どんなことをイメージしますか?
日本人なら誰もが口にしたことがあるであろう食べ物で、「身体によい」「低カロリー」「やわらかく赤ちゃんやお年寄りにも食べやすい」といった良いイメージの人が大半で、おそらく、身体に悪い食品だとイメージする人はほとんどいないのではないかと思います。

しかし、豆腐は「添加物がないと作れない」食品でもあるのです。

豆腐の大まかな製法は、すりつぶした大豆を煮た後、豆乳とおからに分け、豆乳のみを「にがり」で固める……というもの。
「にがり」は添加物そのものです。
さらに、製造途中、大豆を煮ているときに泡が出るのですが、この泡を「消泡剤」で消しておかないと保存性が下がってしまいます。
豆腐には「にがり」と「消泡剤」という2つの添加物が使われているのです。

この事実を知って「そんな添加物が入った食べ物をありがたがって食べていたなんて信じられない!」と思いますか?
私は添加物が使われているというデメリット以上に、大豆を煮て食べるだけでなく豆腐としてやわらかく加工することで、大豆のまま食べることが難しい赤ちゃんやお年寄りが食べやすくなったり、消化によいなどのメリットのほうが大きいと感じます。

それでは添加物の安全性についておさらいしてみます。

添加物は厚生労働省が定めた「指定添加物」と、長年の使用経験に則って使われるいわゆる「天然添加物」とも呼ばれる「既存添加物」、「天然香料」「一般飲食物添加物」に分類されます。

このうち、いわゆる「天然添加物」は長年の食経験によって安全性が確認されていますので、さほど安全性について問われることはありません。

安全性を問われるのは「指定添加物」でしょう。

「指定添加物」については、「リスク評価」「リスク管理」「リスクコミュニケーション」によって、安全性がしっかり確認されています。

「リスク評価」は動物実験によって、健康に被害を及ぼさない量(無毒性量)を求め、そこから人間が一生、食べ続けても健康に被害を及ぼさないであろう量を計算して導きます。
添加物の1日の使用上限量(ADI)は医薬品よりもはるかに少ない量に定められています。
かなり厳しい基準に則って、リスク評価を行っています。

「リスク管理」「リスクコミュニケーション」については、一般の会社等で行われている「リスク管理」や「リスクコミュニケーション」と同じです。
厚生労働省、農林水産省および消費者庁が「リスク管理」を行い、食品安全委員会、厚生労働省、農林水産省および消費者庁などが「リスクコミュニケーション」の場を設置しています。

「添加物」と聞くと、イメージ的に「使わないほうがよい」と思ってしまいがちです。
もちろん、必要以上に添加物が入っている商品を選ぶ必要はありません。

一方で、添加物を使うことによって食生活が豊かになっていることも間違いありません。

ここは添加物を使ったほうが安全なのか、添加物を使わないほうが安全なのか、選択肢が複数用意されていると考えればよいように思います。

おそらく、「添加物」を必要以上に避けるより、少しは「添加物」のお世話になりながら様々な栄養価を持った食品をバランスよく選ぶほうが、食品の幅も広がりますし、人生も有意義に過ごせるような気がします。


by mnnoblog | 2017-05-23 08:30 | 健康

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