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2018年 01月 17日 ( 1 )

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  (PRESIDENT Online の記事より)

大きな社会問題になっている「認知症」。
治療は困難と思われてきたが、最新の研究から、予防と回復の方法が明らかになってきた。
大切なのは早期発見。
そのポイントは「歩く速度」だという。
NHKで認知症に関する多数の番組を手がけてきた科学・環境番組部の青柳由則チーフ・ディレクターに聞いた――。

認知症の人の数がますます増えている。
厚生労働省の研究班の試算では、2025年には730万人に達する。
急増の理由は、高齢者が多くなったからだけではない。
認知症になる人の割合が増えているのだ。
65歳以上の5人に1人がなってしまう。

「放っておくと、2060年には1000万人を突破します。
自分自身だけでなく、奥さんや両方の親を含めると6人になりますから、そのうちの誰が認知症になってもおかしくありません。
いや、むしろなると覚悟したほうがいいでしょう」(青柳氏)

根本的な治療法はないとされている認知症も予防と早期発見で従来の生活を維持できるという事実だ。
ポイントはMCI(軽度認知障害)と名づけられた認知症の一歩手前の段階である。
ここで気がつき、適切に対処できれば進行を抑え、場合によっては正常レベルに回復するという。

青柳氏が提案するのが、40代からの予防だ。
「近年の医学研究で身体と脳、より具体的にいえば歩行と認知機能には深いつながりがあることが証明されています。
おそらく、脳の高度な機能というと記憶力や計算を思い浮かべるでしょう。
しかし、身体を動かすことも、脳を使う活動なのです。
なかでも、周囲の安全に注意しながら歩くという行為では、脳内で高度な情報処理が行われます」

だから、歩くことが脳を刺激し、認知症の最大の予防策になる。

青柳氏が取材した米国・イリノイ大学ベックマン研究所のアート・クレーマー教授の研究成果は注目に値する。
高齢者に1年間、さまざまな運動を体験してもらった。

その結果、歩行を続けた人では、脳が80歳の老人から23歳の若者の状態になった。

青柳氏の問いかけに対し、クレーマー教授は「1回1時間程度のウオーキングを週3回。
それを1年間継続しただけです。
運動量は特に多いわけではありません。
ただし、歩き方に条件があります。
早歩き、息が少し上がる程度です」と答えたという。

また、記憶をつかさどる脳の器官で、年をとるにつれて縮小していくはずの海馬が、早歩きを励行することによって大きくなることも明らかになったのである。

しっかり活動することは、睡眠にもいい。
「睡眠をしっかりとると、朝スッキリと目覚めることができます。
こうした気分だけではなく、脳から老廃物を排出するという大切な作業も眠っている間に行っているのです。
運動によって睡眠の質が上がり、認知症の発症が抑えられます」(青柳氏)

by mnnoblog | 2018-01-17 08:26 | 健康

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