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カテゴリ:テクノロジー( 116 )

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  (日経新聞の記事より)

竹中工務店は耐火性能を備えた「木造ビル」を可能にする技術を開発した。

柱や梁(はり)に使う木質の建材で耐火性能のある商品を開発し、国土交通相の認定をこのほど取得。
4階建てまでの木造耐火建築が可能になる。
防火・耐火の規制により、大規模な木造建築が困難だった学校や病院などに展開する。

木造建築は木の風合いを生かせるうえ、鉄骨や鉄筋を使う建築に比べて建物の重量を軽くできる。
基礎工事のコストを抑えられるメリットがあるが、耐火性能が劣るのが弱みだった。

今回、新技術を実用化する第1弾として、「大阪木材仲買会館」(大阪市)を2013年春に竣工した。

開発した木質建材は製材した板を張り合わせて強度を高めた耐火集成材「燃(も)エンウッド」。
3層構造を採用しており、燃えても自然と火が消え建物を支え続ける。
材料強度が高いため、柱の間隔は9メートルを確保でき、鉄筋コンクリート造と同等の建築空間も実現する。

火災を想定した公的な積載加熱実験では、1時間の耐火試験に合格。
4階建てだけでなく、最上階から数えて4階下の階までを木造化した耐火建築物を建設することも可能という。

by mnnoblog | 2017-11-19 08:53 | テクノロジー
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  (Forbes の記事より)

慈悲の心を一切持たないマシンが、マシンの判断だけで次々と人を殺す──「完全自律型AI兵器」が実現した未来を想像してみてください。

まさに背筋が凍ります。
しかし、世界がこうした兵器の開発を止めない限り、それはそう遠くない未来の現実です。

「キラーロボット(殺傷ロボット)」として知られる完全自律型AI兵器。

人間による人道的・倫理的判断を介さずに、自らの判断で標的を定め、人を殺傷することができる人工知能を搭載したロボットのことで、米国・中国・イスラエル・韓国・ロシア・英国などを含む、十数カ国以上が開発中です。

ヒューマン・ライツ・ウォッチが最近の報告書で明らかにしたとおり、こうした完全自律型AI兵器の使用は、道徳的な一線を越えるでしょう。

ひとたび作動させれば、人間の介入なしに標的を定めて攻撃する未来兵器の人道的リスクと安全保障上のリスクは、あらゆる軍事的利益の可能性を上回ると考えられます。

8月にはテスラ・モーターズのイーロン・マスクCEOほか、人工知能およびロボティクス企業の創設者115人も公開書簡を発表し、完全自律型AI兵器の開発及び使用を止めるための外交上のアクションを呼びかけました。

これまで、完全自律型AI兵器の規制や禁止に世界各国が同意するのかと疑問を投げかける声はありました。
禁止条約の実行性に疑問を抱く人もいます。
しかし、意味のある人間のコントロールが欠けた兵器システムの規制なき開発を支持するまっとうな論証を示した人はいません。

ヒューマン・ライツ・ウォッチをはじめとする世界各国の市民社会は2013年4月、完全自律AI兵器を先制的に禁止するため、「ストップ・キラーロボット」キャンペーンを設立しました。

「ストップ・キラーロボット」キャンペーンの働きかけなどの結果、各国は特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)の下で、非公式に議論を始め、この11月、CCWがやっと公式会合を開催します。

この11月の会合に向けて、日本政府など各国は、完全自律型AI兵器を先制的に禁止する国際条約に向けて歩みを進めるべきです。



by mnnoblog | 2017-11-02 08:27 | テクノロジー
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  (日経新聞の記事より)

京セラは筑波大学と共同で、AIを使って皮膚がんを瞬時に判別するシステムを開発しました。
大量の皮膚病の写真をAIに読み込ませ、「ディープラーニング(深層学習)」という手法で特徴を学ばせた結果、9割前後の正答率を実現したといいます。

人が猫を猫だと判断できるのは、多数の動物を見てきた経験をもとに、何らかの猫らしい特徴を見つけ出して判断しているからです。
深層学習はコンピューターに大量の情報を読み込ませて、学習させる技術といえます。

16年から胃がん検診を胃カメラで受けることができるようになったこともあり、内視鏡医の不足が深刻です。
富士フイルムとオリンパスは内視鏡検査で胃がんなどの病気を自動判別する技術を20年にも実用化します。

胃や大腸の内視鏡検査で撮影する画像は、1回150枚にも上りますから、AIによる自動診断は医師の負担を減らし、病変の見落としも防ぎます。

深層学習には全国32病院から集めた30万件もの検査画像データを使っており、さらに増やしていくといいます。ビッグデータが自動診断の精度を高めていくのです。

東京大学医科学研究所では、専門医でも診断が難しい特殊な白血病をAIが僅か10分ほどで「診断」し、治療法を変えるよう提案した結果、患者の命が救われたことが分かりました。

AIの医療への応用は急速に進み、医師の仕事のかなりの部分が肩代わりされると思います。
患者の心を支えられる医師が生き残る時代が来るかもしれません。

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10/19,日経新聞

米グーグル持ち株会社のアルファベット傘下の英ディープマインドは、新しい囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁ゼロ」を開発した。

世界トップ棋士に勝った際は大量のプロの対局データを学習して強くなったが、今回は人が手本を示さなくてもAI同士の対局を繰り返し、独学で勝率の最も高い打ち方を編み出した。

同社は英国で公共医療を提供する国民保健サービス(NHS)と提携し、難病の早期発見にAIを活用するほか、電力の需給調整などに取り組む。

将来は新素材の開発や、生物を形づくるたんぱく質ができる仕組みなど、人間の力では解けない難問の解明にAIが貢献すると期待している。

AIは2012年ごろに登場した「ディープラーニング(深層学習)」によって画像などから学習する機能が大幅に向上し、自動運転や画像認識などで大きく利用が進んだ。

AIは一般に、人が与えた手本となるデータ「教師データ」をもとに学習するものが多い。
手本がなければ学習が効率よく進まないからだ。
しかし、深層学習は使わずとも、既存の手法を組み合わせることで効果的な学習法を実現することに成功している。

独学で学ぶAIは、人では価値を見つけられない様々な大量のデータを有効利用できる可能性がある。
人の影響を受けない分、新たな発見をする可能性も高まる。

公立はこだて未来大学の松原仁教授は「金融や法律など人間が緻密にルールを築いてきた分野でもAIが全く違う戦略を示す可能性がある」と指摘する。

ただ「教師なし学習」が成功したのは「ルールが明確な囲碁というゲームだからこそ」と専門家は声をそろえる。

ルールが明確ではない用途では期待する学習成果が表れるとは限らない。
この課題を解決しなければ、AIは限られた用途での利用にとどまり、人のような汎用型AIになる将来像はまだ見えない。

by mnnoblog | 2017-10-27 08:50 | テクノロジー
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 (日経新聞の画像と記事より)

Wi―Fi(無線LAN)の暗号化方式WPA2に、データを盗み見られる欠陥が見つかった。Wi―Fiは最近のIT機器ワイヤレス化のけん引役となっており、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」時代でも重要な基盤だ。

現時点で大きな被害は報告されていないもようだが、深刻な脆弱性が発見されたことを不安視する向きは多い。

WPA2はスマートフォン(スマホ)やルーターなどの通信に一般的に世界中で広く使われている。

最悪の場合、クレジットカード番号やパスワードなど個人情報を含むあらゆるデータが漏れる可能性がある。
ただ、攻撃を仕掛けるためには、標的が使っているWi―Fiの通信範囲である数十メートル圏内に入る必要がある。

スマホやパソコンを手がけるIT企業はすでに対策に乗り出している。
日本マイクロソフトは基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の欠陥を修正済み。
米グーグルは数週間以内に、スマホ用のOS「アンドロイド」向けに欠陥修正ソフトを公開する予定だ。
米アップルもスマホ「iPhone」やパソコンのOSを数週間以内に更新する。

情報セキュリティー大手、トレンドマイクロは「欠陥修正ソフトを適用するまで、Wi―Fi利用を控えるなどの対策をとってほしい」と呼びかけている。
ソフト状況など、もう一度自分のスマホやパソコンを念入りにチェックする必要がある。

米調査会社ガートナーはIoT機器の普及台数が2020年に204億台と16年の3倍に達すると予想する。

自動運転、住宅、工場、医療など、ネット活用による利便性向上や効率生産が期待されている。
ただ、安全性が確保されていることが前提で、メーカーやサービス事業者にはより強固な情報セキュリティー対策が求められている。

by mnnoblog | 2017-10-26 08:36 | テクノロジー
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  (NEWSWEEKの画像と記事より)

<光ファイバーの中を光速で飛んできても、半導体の処理速度が追いつかずスローダウン。この壁を乗り越える奇抜なアイデアとは>

シドニー大学の研究者たちは史上初めて、光を音として保存する方法を発見した。
将来、光速インターネットを実現するかもしれない技術だ。

情報は現在、光ファイバーケーブルを伝って光速で移動する。
ただし、今のコンピューターで使われている半導体チップは、光速で情報を読み込んで処理することはできないので、最終的な通信速度は大幅に遅くなってしまう。

この壁を破りたいIBMやインテル、HPなどのコンピューター大手は膨大な資金を投じ、光エレクトロニクスを応用したチップの開発に取り組んでいる。
計算は電子的に行うが、情報の伝達には光を使うチップだ。

だがそれがなかなかうまくいかない。
そこでシドニー大学の研究者たちは、チップに手を加えるのではなく、移動する情報のほうに手を加えてみようと考えついた。

シドニー大学の研究メンバーの一人、モーリツ・メルクラインは、「(光をベースにしたコンピューターを)製品化するためには、光子データのスピードを、半導体が処理できるスピードまで落とす必要があった」と説明している。

現在使われているコンピューターは電子データを処理しているが、新しい技術を使うと、電子ではなく光子の形のままで処理できるようになる可能性があるという。

データははじめ、光子として光速で移動する。
それから、コンピューターチップが読み込み、処理できるように音速までスピードを下げ、チップを出るときには再び光速に戻る。

チップに入るとき、データは光パルスの姿をとる。
そこに別のパルスが働きかけて、情報を保存できる音波に変わる。
音速で半導体の処理を受けた後、光パルスがアクセスするとデータは再び光子に戻る。

この技術が商用化されれば、コンピューターは光速によるデータ伝送のメリットを、今よりもっと享受できるようになる。
現在の電子機器のように熱を持ったりしないし、電力もさほど消費しない。
しかも、そのスピードは速過ぎない。
現在コンピューターで使われているチップで情報を読み込める程度の速さなのだ。

シドニー大学の研究者、ベンジャミン・エグルトンはこう述べている。
「今回の成果は、光学情報処理の分野における貴重な前進だ。このコンセプトは、現在と次世代の光通信システムが求める条件をすべて満たしている」

by mnnoblog | 2017-10-02 08:20 | テクノロジー
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(Forbes の画像と記事より)

危険人物を特定し、事件を未然に防ぐ。生体情報の分析で交通事故をゼロに。
ビッグデータの活用で、未来の暮らしがすぐそこまでやってきている。
危険人物を特定し、事件を未然に防ぐ。生体情報の分析で交通事故をゼロに。
ビッグデータの活用で、未来の暮らしがすぐそこまでやってきている。

1. ロボットが食器を選別吉野家、ライフロボティクス

飲食店の洗い場で山積みになっている食器。
これを全て洗って、片付けるというのは面倒な仕事だ。
食器洗いをもしロボットが手伝ってくれたら……。
協働ロボット「CORO」は、食器洗浄機から出てきた洗浄済みの食器を識別し、種類ごとに積み重ねてくれる。

実際にCOROを導入した吉野家の食器洗浄作業の労働時間は、2.3時間から1.8時間に減少。
さらなる取り組みにより、今後、工数も約78%減らせる見込みだという。
COROの登場によって、店舗の生産性向上だけでなく、接客時間増加による顧客満足度の向上という効果が期待されている。

2. 衛星が自動走行を支援|三菱電機

2018年度に4機体制となる、
準天頂衛星。
これは日本のほぼ真上を通過する軌道にある衛星のこと。
三菱電機はビルの多い都市部や山間部でも安定的に測位信号を受信できる準天頂衛星を活用することで、センチメートル単位での高精度な位置情報の取得を目指す。

カギになるのは準天頂衛星システム、センチメータ級高精度測位端末、高精度3次元地図という3つのテクノロジー。
安全運転支援・自動走行分野をはじめ、無人・自走による効率的な農作業、土木機器の作業や走行を制御するなど、社会のさまざまなシーンに新たな価値をもたらそうとしている。

3. スマートフォンと車載器がコネクテッドLINE、トヨタ自動車

スマートフォン以降のAI時代を目指し、LINEが韓国NAVERと共同で開発を進める、クラウドAIプラットフォームClova(クローバ)。
同社は2017年6月15日に開催された「LINE CONFERENCE 2017」で、 Clovaの今後の展開として、トヨタ自動車をはじめとした自動車メーカー、カーナビメーカーなどが推進するコネクテッドカー向け規格「Smart Device Link(SDL)」を活用した協業を発表。

スマホアプリと車載器を連携させ、メッセージ確認や音声認識などを利用可能にするなど、コネクテッドカーの実用化を目指していく。

4. データが店舗の課題を浮き彫りに三越伊勢丹、ABEJA

顧客の行動を分析し、それに応じて最適なマーケティング施策を展開する。
これまで「オンラインストア」でしかできなかったことが、近年、テクノロジーの発展により実店舗でも来店率や滞在時間などのデータを可視化できるようになった。

例えば、三越伊勢丹は「ディープラーニング」の技術を活用した、SaaS(サース)として小売・流通業界を対象にソリューションを提供するABEJAの「ABEJA Platform for Retail」をテスト的に導入。
このソリューションはABEJAの顧客動態・滞留データの解析サービス「ABEJA Behavior」、性別・年齢推定サービス「ABEJA Demographic」などを用いて、店舗内行動のデータを取得するというものだ。

5. 顧客管理もペーパーレスにトヨタ自動車ほか

「トヨタ生産方式」の根幹ともいえる「JIT(ジャスト・イン・タイム)」。
トヨタ自動車は約20年前、「TSL(トヨタ販売物流改善)」を掲げ、JITを販売店でも活用するようにした。

「名古屋トヨペット 三好店」では、ペーパーレスを推進し、顧客管理を全て電子化している。
それに伴い、接客方法も変化。
入り口に設置されているゲートカメラが顧客のナンバープレートを読み取り、店舗で保有する顧客データベースと照合。
顧客の氏名や予約内容を自動で検索し、営業担当者に来店を通知する。
営業担当者は事前情報を把握した状態で、接客に臨めるようになった。

6. データ活用で犯罪を未然に防ぐエルテス

国際的テロ組織がSNSをプロパガンダに使用するなど、インターネット上でテロ・犯罪予告(殺人・爆破等)が増加しつつある昨今。
インターネット上に潜む、リスクをいち早く検知すべく、ビッグデータ解析を行っているのがエルテスだ。

同社は24時間365日体制で人工知能と目視判定(アナリストが4時間に1度実施)でリスク情報を検知し、緊急通知する「モニタリングサービス」を提供。
ツイッター、フェイスブックなど120種類以上のメディアのオープンデータをあまねく収集し、定量調査や投稿した人物の分析から危険度判定を実施している。

7. 交通事故ゼロの時代にSAP、NTTグループ

交通事故を未然に防ぎ、死亡者を減らす。
NTTグループとSAPはお互いの技術を活用し、安全運転を支援するIoTソリューションの開発に取り組んでいる。
NTTが東レと共同開発した「hitoe(ヒトエ)」によって、心拍数などの生体情報をリアルタイムに取得。
それをもとにNTTグループが疲労度や緊張度を分析する。

ドライバーから得られたデータに加えて、スマートフォンや運行データを記録する装置などから収集した車両位置や加速度などのデータを、SAPが持つ分析アプリケーションで総合的に分析することで事故を未然に防ごうとしている。

8. ログデータの活用で課題を可視化ロックオン

ログデータを活用し、仮説立て・予算最適化など、マーケティングパフォーマンスを最大化させる。
ロックオンが提供するマーケティングプラットフォーム「アドエビス」は、サイト来訪者のデータを分かりやすく可視化。
また、発行されるタグやURLを利用した効果測定が行える。

「どの経路からサイトに流入し、何をクリックしたのか」という今まで可視化できなかった指標をつまびらかにするほか、発見された課題に適切に対処することで、自社の広告予算を最適化させたり、広告効果を最大化するアクションに繋げられる。
申し込み件数が170%改善した事例もある。

by mnnoblog | 2017-10-01 08:37 | テクノロジー
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  (日経新聞の画像と記事より)

顔を撮影し登録画像と照合して本人確認する「顔認証システム」が10月から羽田空港で日本人の帰国手続きに導入される。

スマートフォン(スマホ)のロック解除やテーマパークの入場チェックなど用途は広がるばかり。
ただ、本人が知らぬ間に他人に行動を把握される懸念もあり、プライバシー保護が課題だ。

東京都港区のNEC本社の会議室。カメラで男性社員を撮影すると、データベースに登録してあったこの男性の30年前の写真を瞬時に選んだ。
別の男性がサングラスで変装した場合も、難なく同一人物と特定した。

同社の技術は、画像から瞳や鼻翼(鼻の左右両端)、口角などの特徴点を検出し、位置関係から同一人物か見分ける。
さらに顔表面の色の濃淡などを照合することで精度が向上。
米政府機関主催のコンテストでエラー率0.3%だった。
登録したのが成人の写真なら、50年後の顔でも本人か見分けられるという。

顔認証はここ数年で急速に普及してきた。
スマホのロック解除やテーマパークの入場チェックのほか、業務用パソコンにログインする際の本人確認や会員制飲食店の入店チェックなど用途は拡大する。

法務省入国管理局は10月、羽田空港に別のメーカーの「顔認証ゲート」を3台導入する。
まずは帰国する日本人が対象で、ゲートで撮影した顔写真をパスポートのICチップに記録されている画像と照合する。

来年度以降、対象を出国手続きにも広げるほか、成田、中部、関西の3空港にも導入する予定。
関係経費として16億円を来年度の概算要求に盛り込んだ。

動画を分析してデータベースに登録した人物がいないか自動で検出する技術も向上している。
米国の一部の州などでは防犯カメラと組み合わせて犯罪捜査や防犯対策に活用されているという。

日本でも国際的な組織犯罪などで、現場の防犯カメラの映像と過去の事件の容疑者を照合するシステムを一部の警察が導入している。

一方、プライバシー面の課題も浮上している。
経済産業省によると、来店者を撮影し、性別や年齢、どの売り場に立ち寄ったかなどを分析している企業もある。
経産省は今年1月、顔認証で情報を取得していると張り紙で明示するなど、企業の配慮事項をまとめた。

5月施行の改正個人情報保護法は顔データは個人情報に該当するとして厳重な管理を求めた。
国立情報学研究所の越前功教授は「事業者側は個人情報を収集していると自覚してほしい」と訴える。

by mnnoblog | 2017-09-30 08:07 | テクノロジー
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  (The Economist の記事より)

人間の顔というのは見事な作品だ。
驚異的なほど多様な顔立ちが存在するから、お互いに見分けがつくのであり、それにより複雑な社会が築き上げられている。
しかも顔は、感情を伝達することもできる。

人間は、起きている時間のほとんどを相手の顔を読み取ることに費やしている。
一方、自分の本心を偽ることにも多くの時間を費やしている。

顔の表情を読み取る能力では、今や機械が急速に人間に近づきつつある。
米アップルが12日に発表する新型「iPhone(アイフォーン)」は、顔認証でホーム画面のロックを解除できるという。

人間が顔を認識する能力に比べれば、こうした進歩は微々たるものに思えるかもしれない。
確かに有人飛行やインターネットといった画期的な発明の方が、人間の能力を劇的に変える。

人間の顔は個々人で異なるが、公開されているものなので、顔認証は一見、プライバシーを侵害するものとは感じられない。
だが、あまりコストをかけずに膨大な数の顔の画像を瞬時に記録し、保存し、分析できるようになれば、いずれプライバシーや公平性、信頼性などの概念を根本的に覆すことになる。

まずプライバシーの問題を考えよう。
顔認証が、指紋などの生体認証データと大きく違うのは、遠くからでも認識できる点だ。

携帯電話を持つ人なら誰でも、相手の写真を撮って顔認証プログラムに読み込ませられる。
ロシアの「ファインドフェイス」というアプリは、見知らぬ人の写真をSNS「VKontakte」に上がっている写真と比べ、70%の精度で本人を特定できるという。

米フェイスブック(FB)が持つ膨大な写真データは誰でもアクセスできるわけではないが、例えばFBは自動車のショールームを訪れた客の写真を入手し、顔認証で特定した本人のページにクルマの広告を流すこともできる。

民間企業が画像と身元を結び付けることができなくても、多くの場合、国家なら可能だ。

中国政府は、国民の顔写真のデータを保有しているし、米国では成人の半数の写真がデータベース化されており、米連邦捜査局(FBI)はこれらを利用することが許されている。

今や法執行機関は犯罪者を追うのに役立つ強力な武器を手にしているが、そのことは同時に市民のプライバシーに重大な危機が訪れていることを意味する。

顔は、単なる名札ではない。
名前以外にも膨大な情報を示しており、機械はそれらも読み取ることができる。

このことには利点もある。
例えば、アイドゥー・チェイニー症候群などのまれな遺伝的疾患を自動的に診断するために顔を分析している企業もある。
顔認証技術を使えば、通常よりもずっと早く疾患を見つけられるという。
また、人の感情を測定するシステムがあれば、自閉症の人にとって、認識しづらい社会的なシグナルが理解しやすくなるかもしれない。

だが、この技術は脅威にもなりうる。
米スタンフォード大学が実施した研究によると、同性愛者の男性と異性愛者の男性の写真を見せたところ、アルゴリズムは本人の性的指向を81%の精度で言い当てたが、人間の判断による場合は61%にとどまったという。
同性愛が犯罪とされる国で、ソフトウエアで性的指向を顔から推測できるとなれば重大な問題をはらむ。

そこまで乱暴な形でなくても、差別が日常化する可能性はある。
現在、既に雇用主が偏見に基づき採用を却下することはありえる。

だが顔認証があれば、そういった偏見が当たり前になり、企業はすべての応募者を人種だけでなく、顔に表れている知性や性的指向の兆候によってふるいにかけるようになるかもしれない。

しかも、そういった顔認証システムは、白人以外に対してマイナスに働きがちになる可能性がある。
というのも、白人の顔を中心とするデータで学習させられたアルゴリズムは、他の人種についてはうまく機能しないからだ。

人々の顔の映像が常に記録され、コンピューターによってそれらを活用したデータ分析が進み、実世界の生活に反映されるようになると、人間関係というものが本質的に変わってしまうかもしれない。

人間は、お互い相手の本当に考えていることを知ることができないからこそ、円滑に日常生活を送れているともいえる。
結婚生活や職場の人間関係は、裏表が一切ないものになるかもしれないが、円満ではなくなるだろう。

しかも、人間関係は信頼に基づく約束の上に築かれたものではなくなってしまう。
そして、コンピューターが顔写真に結び付けた情報からはじき出したリスクと報酬の見積もりに基づいたものに変わるかもしれない。
その場合、人間関係は合理的判断に基づくものになる一方で、何事もビジネスのようにプラスとマイナで判断するようになってしまうだろう。

少なくとも民主主義国家では、法律によって顔認証システムの利点と欠点のバランスを修正することはできる。
米グーグルは、非民主的な国家に悪用される恐れがあるとして、顔認証技術の利用には慎重な姿勢を示している。

各国政府も顔認証のメリットを手放したくはないだろう。
従って早晩、変化が訪れるのは必至だ。
この問題には正面から立ち向かうしかない。

by mnnoblog | 2017-09-23 08:48 | テクノロジー
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  (AFP BB news の画像と記事より)

「ナイキ(NIKE)」は、自動で靴紐が結べる新シューズ「ナイキ ハイパーアダプト 1.0」を日本では9月23日から発売する。

新たに登場する「ナイキ ハイパーアダプト 1.0」は、同ブランドの最新フットウエア技術である“アダプティブ・レーシング”を採用した、初めてのフットウエア。

従来のフィット感に疑問を投げかけ、それぞれ人によって異なるシューレースの締め具合に応じる一足として開発された。
足を入れると踵がセンサーにあたり、システムが稼働して紐が締まる。
シューズの側面には2つのボタンが配置されており、紐をきつくしたり緩くするなど、締め具合を自分の好みに調整することができる。

「ナイキ」のデザイナーであるティンカー・ハットフィールドは、
「試合中にも足は大きなストレスにさらされるので、シューレースの微調整はとても大事なこと。
アスリートがリアルタイムで体が必要とすることを、シューズが感じ取れるようになるのはとても素晴らしいことだ。
これによって、メンタル面での消耗を含む、集中力を落とす様々な要素を取り除くことができ、パフォーマンスの向上に役立つはずだ」と述べている。

by mnnoblog | 2017-09-12 08:25 | テクノロジー
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  (NEWSWEEKの画像と記事より)

新華社は10日、中国の量子通信衛星が地上に暗号を送信する実験を行い、傍受不能とされる宇宙・地上間の量子鍵配送技術が初めて実現したと伝えた。

宇宙開発を積極的に進める中国は昨年8月、この量子通信衛星を打ち上げた。

新華社によると、今回の通信実験の成果は10日発行の科学誌「ネイチャー」に掲載された。
専門家は実験を「画期的」と評価している。

新華社によると、中国科学院の科学者でこの実験を主導するPan Jianwei氏は、新技術は「絶対的に安全な通話や銀行データの大量送信などの需要に対応できる」と語った。

量子通信は傍受の検知が可能で、傍受された場合でも鍵が変更され、傍受された情報は自動消滅するという。

by mnnoblog | 2017-08-20 08:13 | テクノロジー

のほほんと---


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