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カテゴリ:健康( 118 )

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  (日経新聞の画像と記事より)

ウイルスや細菌などの病原体から身を守る免疫の仕組みを利用する「がん免疫療法」が注目されている。

20世紀末、がんが免疫の攻撃を逃れる仕組みの研究が進んだ。
その中で見つかったのが「免疫チェックポイント分子」と呼ぶたんぱく質だ。

免疫は暴走すると自身の正常な細胞も攻撃してしまうため、普段はアクセルとブレーキで制御されている。
がん細胞はこの仕組みを悪用し、免疫にブレーキをかけて攻撃を中止させる。

チェックポイント分子の「CTLA―4」や「PD―1」の働きが解明され、2010年代前半にその働きを阻害する薬が開発された。
免疫細胞は攻撃力を取り戻してがん細胞を殺す。
皮膚のがんの一種の悪性黒色腫で高い治療成績を上げ、肺がんや腎臓がんなどでも国内承認された。

注目を集める新しい治療法はもうひとつある。
「遺伝子改変T細胞療法」だ。

患者から免疫細胞のT細胞を取り出し、がん細胞を見つけると活性化して増殖する機能を遺伝子操作で組み込む。
増やしたうえで患者の体内に戻すと、免疫細胞はがんが消えるまで増殖する。

がんを見つけるセンサーに「キメラ抗原受容体(CAR)」を使うタイプはT細胞と組み合わせて「CAR―T細胞療法」とも呼ばれる。

治療効果は抜群で、1回の点滴で7~9割の患者でがん細胞が消え、専門家らを驚かせた。
日本でも近く実用化される見通しだ。

2つのがん免疫療法にも課題はある。
免疫チェックポイント阻害剤が効くのは承認されたがんのうちの2~3割の患者で、数百万円という高い投薬費も問題になった。

CAR―T療法は塊を作る「固形がん」には効果が薄いとされる。
過剰な免疫反応による発熱や呼吸不全などの副作用もある。
遺伝子操作や細胞の培養にコストがかかり、治療費は5000万円を超す。

課題の克服を目指す研究も国内外で進んでいる。
がん免疫療法はこれからが本番だ。

by mnnoblog | 2018-02-18 08:15 | 健康
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  (日経新聞の画像と記事より)

アルツハイマー病患者の脳では2種類のたんぱく質が異常に蓄積していることがわかっている。

その1つがアミロイド・ベータで脳に沈着して老人斑を作り、もう1つのタウは神経細胞内に凝集して神経細胞を殺してしまう。

アミロイド・ベータを標的にした治療薬の実用化が世界的に苦戦するなか、タウを狙った薬の開発に注目が集まるが、その先駆者たちは「薬の値段」の壁にぶつかっている。

タウは細胞内の物質輸送に関係するたんぱく質で、どんな細胞にも存在するが、アルツハイマー病をはじめいくつかの脳神経系の病気ではタウが過剰にリン酸化し細胞内に蓄積することがわかっている。
糸くずがからみあったようなかたまり(神経原線維変化)となり細胞死を招く。

量子科学技術研究開発機構・放射線医学総合研究所脳機能イメージング研究部の樋口真人チームリーダーは2013年にタウに結合する標識薬剤「PBB3」を開発し、アルツハイマー病の患者の脳のどこに異常なタウがたまっているかをPET画像でとらえることに世界で初めて成功した。
その後、より明瞭にタウの蓄積を可視化できる「PM-PBB3」と名付けた第2世代の薬を開発。

タウの蓄積が可視化されることによりアルツハイマー病の診断や治療において「タウの方がアミロイド・ベータに比べて標的として望ましいことがはっきりしてきた」と大阪市立大学の富山貴美准教授は言う。

富山准教授はタウが過剰にリン酸化されて「タウオリゴマー(重合体)」をつくることが病変の端緒だとみて、タウのリン酸化を抑える抗体を帝人ファーマと共同開発した。
「Ta1505」と名付けた抗体をタウ病変を発症するマウスに投与すると、神経原線維変化を抑制し記憶障害を改善する効果があることを確かめた。

帝人は17年にこの抗体技術の開発・製造・販売権を製薬大手の米メルクに供与した。
メルクが人間での臨床試験を実施し実用化に持ち込めるかが注目される。

その後、富山准教授は安全性がすでに確認されている既存の医薬品や食品に含まれる成分からタウ病変に効く候補物質を探す方向に転じ、これまでにリファンピシンという抗生物質がマウスでの実験で認知機能の改善効果があることを見つけた。

リファンピシンは結核などに効く薬で値段も安くジェネリック医薬品として提供されている。

リファンピシンをアルツハイマー予防薬にリポジショニング(既存薬再開発)するためにはアルツハイマー病を対象にした効果などをヒトで調べる臨床試験が必要だ。
しかし今のところ試験に乗り出そうという製薬会社はないという。

リファンピシンは特許切れでだれでも製造できるため、コストとリスクを払って製薬会社が再開発しても元が取れない恐れがあるためだ。

学習院大学の高島明彦教授はリン酸化したタウが凝集するプロセスを邪魔することにより神経原線維変化を抑制し神経細胞の死滅を妨げる薬を狙っている。

約6600もの化合物を試した結果、「イソプロテレノール」という物質がタウの凝集阻害に効果があることをマウスの実験で突き止めた。
イソプロテレノールもぜんそくなどの治療に広く使われている既存薬だ。

「臨床試験で試してみたいと思うのだが、取り組んでくれる製薬会社はない」と高島教授は言う。

製薬会社による臨床試験が難しいなら、国の資金を投じた医師主導の試験で効果や安全性を確認する手もあるはずだが、どちらの候補物質にも十分な資金が投じられている状況とはいえない。

アルツハイマー病治療薬の研究はこれまで主にアミロイド・ベータを標的に進められてきた。
世界的にそうだったが、アミロイドの沈着があっても神経細胞が死なないケースもあることがわかり、海外ではタウを標的にした研究に切り替わる傾向が10年以上前からみえていた。

またアミロイド・ベータの沈着が進んで病気の症状が出てからでは治療は間に合わないことがわかりアルツハイマー病は治療から発症前の予防に重点が置かれるようになった。

日本国内ではタウへの注目が遅れた結果、アミロイド・ベータに比べタウには研究資金がまわらない状況が続いているようだ。
研究の方向性を見直す時期にあるのかもしれない。

by mnnoblog | 2018-02-16 08:36 | 健康
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  (HEALTH PRESS の画像と記事より)

2017年のノーベル生理学・医学賞は「時計遺伝子」とそのメカニズムを発見した米ブランダイス大学のホール博士、ロスバシュ博士、ロックフェラー大学のヤング博士の3氏に授与された。

時計遺伝子とは、生物の体に備わる「体内時計」のしくみを生み出している遺伝子のこと。
時計遺伝子に関する研究を医学的に応用する「時間医学」は、近年、大いに注目されている。

地球上のすべての生命は、時を刻む「体内時計」を持っている。
約24時間周期で自転し、昼と夜が交互に訪れる地球の環境に適応するための仕組みだ。

たとえば、人間の体温や血圧、脈拍は夜に低くなり、朝から昼にかけて高くなるというリズムがある。
それによって、日中は活動に適した状態、夜は休息に適した状態にするといったコントロールが自動的に行なわれているのだ。

では、そのリズムを司る体内時計は、どこにあるのだろうか?

長年、この分野の研究と治療への応用に取り組んできた、大塚邦明医師(東京女子医大名誉教授)に訊いた。

「時計遺伝子は脳細胞だけでなく、ほぼ全身の細胞に含まれていました。現在では、脳の視交叉上核が『親時計』として全身の末梢組織にある『子時計』に合図を送り、サーカディアンリズム(約24時間周期で変動する生理現象のリズム)を作って、体内の働きを調節していることがわかりました」

「心臓には<心臓の子時計>、腸には<腸の子時計>があり、親時計に連動しながら、個々に時を刻んでいるということです」(大塚医師)

体内時計が正しく時を刻むことで、我々の体は正常な働きを維持できる。
ところが、なんらかの原因で体内時計が狂ってしまうと、さまざまな弊害が引き起こされる。

「わかりやすい例が『時差ぼけ』です。飛行機で短時間のうちに日付が変わってしまうほど移動するのは、体内時計にとっては想定外の事態。体内時計の時刻と実際の生活時間がずれた結果、体温や血圧、ホルモンの分泌、睡眠・覚醒といったリズムがそれぞれバラバラになり、体に変調を来すのです」

「また、シフトワークや夜勤を余儀なくされる職業の人には、がんや生活習慣病の発症が多いことが知られており、これも体内時計の乱れが原因と考えられています」(大塚医師)

体内時計を狂わせないためのポイントはいくつかあるが、最も重要なのは「日光を浴びること」だという。

「朝、太陽の光が目を通して視交叉上核に伝わると、体内時計がリセットされ、時刻合わせが行われます。親時計が合わせた時刻情報は、全身の末梢組織にある子時計へと伝えられます。すると交感神経が優位になり、血圧や体温が上昇しはじめ、全身が活動モードになっていきます」

「親時計が時刻合わせをした約15時間後にメラトニンというホルモンの分泌が増え、眠りを促すこともわかっています。これは睡眠・覚醒のリズムを整える上できわめて重要です」(大塚医師)

体内時計の調整には、光のほかに食事や運動、皮膚への刺激、気温などの環境的な要因も影響する。
特に注目したいのは食事のタイミングだ。

「腹時計という言葉がありますが、実際に食事のリズムをつかさどる体内時計が存在していると考えられています。実験動物に、人間でいえば深夜に該当するタイミングでエサを与え続けると、本来のリズムを無視した逆転現象が起こり、寝ているはずの時間にさかんに活動するようになります。つまり、親時計より腹時計のリズムのほうが強くなってしまうのです」

「食事のタイミングが体内時計に影響を及ぼすことは、さまざまな研究から確認されています。結論としては、朝食をしっかりとるのが大事ということ。また、1日の総カロリー摂取量が同じなら、夜より朝にしっかり食べたほうが太りにくくなります。食事からとった栄養が代謝によってエネルギーとして活用される効率が、夜遅い時間と比べ、朝方のほうが約2倍に高まるからです」(大塚医師)

「特に糖尿病の人は、夕食の量を減らし、その分、緑黄色野菜を取り入れた朝食をしっかりとるのがお勧めです。朝食に野菜をとると、その後1日の血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。一方、糖尿病の人が朝食を抜くと、昼食や夕食を低カロリーにしても食後の高血糖状態が続きやすくなるという報告もあります」(大塚医師)

もちろん、糖尿病ではない人も朝食を規則正しくとる習慣を心がけたい。
起床時間として最もいいのは午前6時〜7時ごろ。
起きたらまずカーテンを開けて日光を浴び、部屋の明かりもつけて明るくし、顔を洗うなど身じたくをする。
そして起床後1時間以内に朝食をとるのが、体内時計の調整に有効だ。



by mnnoblog | 2018-02-01 08:25 | 健康
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  (PRESIDENT Online の記事より)

大きな社会問題になっている「認知症」。
治療は困難と思われてきたが、最新の研究から、予防と回復の方法が明らかになってきた。
大切なのは早期発見。
そのポイントは「歩く速度」だという。
NHKで認知症に関する多数の番組を手がけてきた科学・環境番組部の青柳由則チーフ・ディレクターに聞いた――。

認知症の人の数がますます増えている。
厚生労働省の研究班の試算では、2025年には730万人に達する。
急増の理由は、高齢者が多くなったからだけではない。
認知症になる人の割合が増えているのだ。
65歳以上の5人に1人がなってしまう。

「放っておくと、2060年には1000万人を突破します。
自分自身だけでなく、奥さんや両方の親を含めると6人になりますから、そのうちの誰が認知症になってもおかしくありません。
いや、むしろなると覚悟したほうがいいでしょう」(青柳氏)

根本的な治療法はないとされている認知症も予防と早期発見で従来の生活を維持できるという事実だ。
ポイントはMCI(軽度認知障害)と名づけられた認知症の一歩手前の段階である。
ここで気がつき、適切に対処できれば進行を抑え、場合によっては正常レベルに回復するという。

青柳氏が提案するのが、40代からの予防だ。
「近年の医学研究で身体と脳、より具体的にいえば歩行と認知機能には深いつながりがあることが証明されています。
おそらく、脳の高度な機能というと記憶力や計算を思い浮かべるでしょう。
しかし、身体を動かすことも、脳を使う活動なのです。
なかでも、周囲の安全に注意しながら歩くという行為では、脳内で高度な情報処理が行われます」

だから、歩くことが脳を刺激し、認知症の最大の予防策になる。

青柳氏が取材した米国・イリノイ大学ベックマン研究所のアート・クレーマー教授の研究成果は注目に値する。
高齢者に1年間、さまざまな運動を体験してもらった。

その結果、歩行を続けた人では、脳が80歳の老人から23歳の若者の状態になった。

青柳氏の問いかけに対し、クレーマー教授は「1回1時間程度のウオーキングを週3回。
それを1年間継続しただけです。
運動量は特に多いわけではありません。
ただし、歩き方に条件があります。
早歩き、息が少し上がる程度です」と答えたという。

また、記憶をつかさどる脳の器官で、年をとるにつれて縮小していくはずの海馬が、早歩きを励行することによって大きくなることも明らかになったのである。

しっかり活動することは、睡眠にもいい。
「睡眠をしっかりとると、朝スッキリと目覚めることができます。
こうした気分だけではなく、脳から老廃物を排出するという大切な作業も眠っている間に行っているのです。
運動によって睡眠の質が上がり、認知症の発症が抑えられます」(青柳氏)

by mnnoblog | 2018-01-17 08:26 | 健康
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  (Newsweekの記事より)

<豪シドニー大学の研究プロジェクトは、「筋力トレーニングをしている人は、そうでない人に比べて、全死因における死亡リスクが23%低く、なかでも、がんによる死亡リスクは31%低かった」との研究結果を発表した>

健康のためのエクササイズといえば、ウォーキングやジョギングといった有酸素運動が注目されがちだが、同様に、腕立て伏せやスクワットなどの筋力トレーニングも健康維持にとって重要だ。

世界保健機関(WHO)では、18歳から64歳までの成人を対象とする運動ガイドラインとして、1週間あたり150分以上の有酸素運動とともに、週二回以上、筋力トレーニングを行うことを推奨している。

では、筋力トレーニングは、私たちの寿命にどのような影響をもたらしているのだろうか。

豪シドニー大学の研究プロジェクトは、2017年11月1日、疫病専門誌「アメリカン・ジャーナル・オブ・エピデミオロジー」において、「筋力トレーニングをしている人は、そうでない人に比べて、全死因における死亡リスクが23%低く、なかでも、がんによる死亡リスクは31%低かった」との研究結果を発表した。

この研究プロジェクトでは、イングランド健康調査およびスコットランド健康調査の1994年から2008年までのデータを用い、30歳以上の成人80,306名を対象に、筋力トレーニングと全死因における死亡、がんによる死亡との関連性について分析。

その結果、週二回以上、筋力トレーニングを行っている人は、全死因における死亡リスクが23%低く、がんによる死亡リスクも31%低いことが明らかになった。

また、この分析によれば、専用マシンを使わない筋力トレーニングも、ジムなどで行われる筋力トレーニングと同等の効果があると認められたという。

同様の見解は、「65歳以上の高齢者のうち、筋力トレーニングを行っている人は、そうでない人よりも、全死因における死亡リスクが31.6%低い」とした米ペンシルバニア州立大学の研究結果でも示されている。

筋力トレーニングが、有酸素運動と同様、健康維持に重要な役割を果たすのにもかかわらず、現代人は、とかく運動不足になりがちなのが現状だ。

この研究論文の筆頭著者であるシドニー大学のエマニュエル・スタマタキス准教授は、筋力トレーニングを習慣化するコツとして、「筋力トレーニングというと"ジムでのウエイトトレーニング"をイメージしがちだが、腹筋や腕立て伏せ、ランジなどのエクササイズは、家庭や地元の公園などでもでき、ジムと同等の健康効果が期待できる。」と助言している。

健康維持のため、仕事や勉強、家事などの合間を効率的に活用し、無理のないペースで、筋力トレーニングを習慣づけてみてはいかがだろうか。

by mnnoblog | 2017-12-01 08:38 | 健康
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(Mocosukuの画像と記事より)

健康を維持するために必要な運動は3種類あって、それぞれ役割が違います。

(1)有酸素運動

体内に取り込んだ酸素を使って糖質や脂肪を燃焼させ、エネルギーを生み出す運動です。
負荷が比較的軽く(=運動強度が小さい)、長時間継続できるという特徴があります。
深く呼吸をして酸素をとりいれながら、ゆっくりとエネルギーを燃焼していきます。

ウォーキング、ジョギング、水泳、縄跳び、サイクリングなどが代表的です。
ステッパーや、エアロバイク、ジムにあるトレッドミルなど器具を用いた運動も同様です。

(2)無酸素運動

短時間に強い力を発揮する、強度の高い運動です。
体内の糖質、とくに筋肉にためておいたグリコーゲンを使ってエネルギーを生み出します。
酸素を使わずエネルギーを作り出すことから「無酸素運動」と呼ばれています。

瞬発力を発揮する、短距離走や筋力トレーニング(筋トレ)などが代表的です。
また、最近では、有酸素運動と無酸素運動を併用することの重要性が強調されています。

肥満解消につながる基礎代謝向上や、糖尿病などに見られるインシュリン感受性(インスリンが正常に分泌されているのに、充分な効果を発揮しない状態)の亢進効果、あるいは、骨粗しょう症予防や介護予防の観点からも、効果があるとされています。


(3)ストレッチ

筋肉をゆっくりと伸ばして筋肉の柔軟性や関節可動域を広げ、あわせて、呼吸を整えて緊張を解きます。

ストレッチは、ウォーミングアップとクーリングダウン時にする運動というイメージですが、最近は身体をほぐして血行や代謝を促し、肩こりや腰痛予防に重要な運動であることがわかってきました。

有酸素運動の特徴

酸素を取り込みながら体内の糖や脂肪を燃焼させる有酸素運動は、身体に次のような効果をもたらすことが期待されます。

・心肺機能を改善し、心臓や呼吸筋を強化する
・血管の柔軟性を改善し、高血圧や動脈硬化などのリスクを軽減する
・骨の強度を高め、骨粗しょう症などを予防する
・基礎代謝量の向上により、新陳代謝の促進やダイエットに向く
・体脂肪を燃焼し、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪が減少する
・ストレスを発散、緩和する

有酸素運動は、20分以上継続するとより高い効果があるといわれています。
これは、運動開始から20分ほど経過すると、脂肪が活発に使われるからです。

たとえば、ダイエット目的のウォーキングであれば、1回30分以上歩くとよいでしょう。

有酸素運動は運動強度が比較的低いため、30分以上であっても負担の少ない運動ですが、無理は禁物です。

また、10分では効果がない、ということではありません。
短い時間を数回に分ける方法もありますので、ご自分の体力や体調にあわせて試すことをおすすめします。

自宅でも取り入れやすい有酸素運動

フィットネスクラブに通って、専用運動器具で励む有酸素運動もやりがいがあるでしょう。

また、自宅で手軽にできる有酸素運動は、思い立ったらすぐ、スッピンで出来るところもいいですよね。

いくつかご紹介しましょう。

ラジオ体操

ウォーキング

踏み台昇降運動

もも上げ運動

縄とび(エア縄とびでもOK)

フラフープ


…そして、なにを隠そう、
「家事(生活活動)」も立派な有酸素運動なのであります!

買い物や掃除、洗濯、料理に皿洗い、アイロンがけなどが挙げられます。
つまり、毎日どこか掃除をすれば、部屋がきれいになるうえ有酸素運動にもなって一石二鳥という訳です。


有酸素運動は、うっすらと汗をかき、やや息が弾む程度の状態を長く続けることがポイントです。
全力でその運動をした時の、60~80%の運動強度がよいとされます。

そして、最重要ポイントである、鼻からしっかりと息を吸って酸素を取り入れることをお忘れなく。


by mnnoblog | 2017-11-30 08:02 | 健康
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  (現代ビジネスの記事より)

行動遺伝学の知見には、世の中のタブーにふれるものが少なくない。


その最たるものが知能と学業成績に関する残酷な事実だ。

行動遺伝学が扱ってきた心理学的な特徴の中で、知能と学業成績は、最も遺伝の影響が大きい特徴のひとつである。


遺伝率(後述)は60〜70%ほど。

身長や体重の遺伝率が90%くらいだから、そこまでは高くないものの、パーソナリティや喫煙や飲酒などが50%程度と比べると明らかに高い。


遺伝が60%なら環境も40%はあるのだから、そこに救いがあるだろうと思いたくなるだろう。

確かに環境の影響もほぼ遺伝の影響に拮抗する。

ふつう双生児のデータを分析すると、あらかたの形質でこの環境の影響の由来は、一人ひとりがたまたま出くわす偶然の環境に帰することができる場合が多く、それは家族内で共有されない。


それどころか一卵性双生児のきょうだいですら、一人ひとりに異なる個性的な環境であることが大きいことが明らかにされている。

しかしこの知能と学力に関しては、家庭環境によるきょうだいの類似性も大きく、その割合は20~30%程度になる。


これはたとえば遺伝的資質は同じでも、親が子どもに知的な刺激や勉強に集中できる環境を与えているかどうかで、大きく変わることを意味する。

だから親にとってみれば、まだまだ子どもの知能や学力をなんとかする可能性の余地がある。


だがそれはあくまでも親しだいだ。


遺伝要因は子ども自身にはどうすることもできない。

その上、親も家庭環境も子どもが自由に選ぶことはできない。

子ども自身にどうしようもない要因で、学業成績の80~90%が説明されてしまうのである。


にもかかわらず、学校でも塾でも親からも「できないのはおまえのせいだ。努力不足だ、勉強の工夫が足りない、やる気がない。だから成績が伸びないのだ」と成績の出来不出来の責任を子ども本人に押しつけている。

こんな不条理があるだろうか。


実のところ知能と学業成績に関するこの知見は、1963年にそのときすでに30以上あったさまざまなの知能の血縁相関に関する研究をまとめた先駆的論文(Erlenmeyer-Kimling & Jarvik, 1963)以来、行動遺伝学の歴史の中で常に明らかにされつづけている頑健な知見だ。

私たちの行った双生児研究はじめ、日本の研究でも再現されている。


しかしこの知見が世の常識にはなっていない。

むしろその正反対の知識観や学習観、つまり「学力は努力と環境しだいでどこまでも向上できる」という考え方のほうが一般的だろう。


スポーツや音楽などの特殊な才能で頭角を現すことのできない一般庶民にとって、万人に開かれた成功への手形は「学歴」しかない。

そこに希望を託すには環境信仰と努力信仰にすがるほかないのだ。

行動遺伝学の知見は、庶民の希望の光に分厚い暗雲をもたらす。


行動遺伝学者であり教育学者でもある私も、この知見には打ちのめされた。

そしていまも打ちのめされ続けている。

この知見は二重の意味で残酷だからだ。


つまりまず第一に、今述べたように、これを知らせれば、学力不振に悩みながらも努力を続ける多くの国民の希望を奪うという残酷さ。


そして第二に、もしこれを知らせなければ、学力や学歴の差からくるさまざまな社会格差が、かなりの部分遺伝による(これも事実だ)にもかかわらず、その優生学的状況に気づかされずに、ひたすら苦しい学力向上のための「努力」を、国民は無知のままに強いられ続けるという残酷さである。


しかもこの状況を不条理と非難したところで、それを解決する方法は遺伝子を変えるか、親を変えるしかなく、現実的にはありえない。


その上、この事実を受け入れたとたん、もともと勉強のできる人は「なぁんだ、じゃあがんばって勉強する必要なんかないんだ」と慢心し、できない人もやはり「なぁんだ、じゃあ努力しても仕方ないんだ」とあきらめるだけである。


かくして、この知見が世の常識になると、日本人はだれも努力しなくなってしまう。

ここに教育のパラドクスがある。


実はこの知能や学業成績の「遺伝率60%、環境40%」は、学力が遺伝ではなく環境によるものであり努力によるものであるという、今の多くの人がもつ努力信仰の下に成り立っていると考えられるからだ。


学校教育が、初等レベルから国民全体に行き届くようになったのは、たいていどの国でも19世紀の中ごろからである。


それまでは身分、出自、家業によって受ける教育(「教育」という言葉ですら呼ばれていなかった子ども期のしつけや生業のための見習い訓練などまでふくむ)は異なっていた。


だから国民一人ひとりのもつ知識の差の多くは環境要因で説明されていたはずである。


しかしわが国では明治維新をきっかけに成立した学制のもとで、村に不学の子がいないようにと、全国津々浦々まで小学校、中学校を配備させた。


そして校舎と職業教師とさまざまな読本などの教材を通じて、読み書きそろばんから文学・芸術・スポーツや、一生行かないかもしれない全国各地・世界各国の地理風俗・言語、さらには一生使わないかもしれない高度な科学的な知識まで、原則として国民すべてに開かれた。


日本人はこの新しくできた学校制度という環境の変化にいち早く適応し、もともと勤勉だった国民的性格が幸いして、立身出世のための手段として、誰もができる(はずの)「学校で努力する」という道をともに歩むようになった。


かくして現行の日本国憲法が謳うように「すべての国民が、その能力に応じて、ひとしく教育を受け」るようになった結果、文字通り「その生まれつきの能力に応じ」て学力格差を生んでいるというわけである。


このような見るからに絶望的な悲喜劇的状況に対して、目をつむるのでもなく、仕方ないとあきらめ思考停止するのでもなく、またそれでも40%の環境要因に「学力向上」の希望を託すだけで安心するのでもない(なぜならそれは遺伝的素質のない人ほどある人以上に努力や教育投資をしなければならないから、現実は安心などできないのだ)、別の考え方、もっと希望のある、そして現実的な考え方はできないのだろうか。


ここで、そもそもなぜ学力の遺伝の影響が60%と計算できるのか、その数値にどんな意味があるのか説明しておこう。


遺伝の影響が60%とは、テスト得点が80点だったとき、その60%にあたる48点までは遺伝で取れ、残り40%ぶんの12点を環境が補ったというような意味では全くない。

それはある集団の成員の「ばらつき」を説明する割合である。


「ばらつき」というのはややなじみのない概念だと思うので、「2階建ての建物の高さ」の比喩で考えてみよう。


この建物の高さを決めているのは1階だろうか、それとも2階の高さだろうか。

この問いがナンセンスであることはすぐにお分かりいただけるだろう。


「2階建ての建物の高さ」は「1階の高さ+2階の高さ」なのであって、その両方がそろって初めて全体の高さが定まる。


しかしここに5軒の2階家があり、1階の高さは3mで一定、2階の高さだけが2mから4mのあいだでばらついていたとしたとき、この5軒の高さの「ばらつき」を決めているのは1階だろうか2階だろうか、という問いであれば意味がある。


これは100%、2階の高さで決まっている。

つまり2階率100%だ。

今度は逆に2階の高さが3mで一定、1階の高さだけが2mから4mのあいだで散らばっていたとしたら、これら2階家の高さの「ばらつき」における「1階率」は100%、「2階率」は0%ということになる。


ここで1階も2階も、同じように2mから4mのあいだでランダムにばらついた組み合わせからなる5軒の2階家の高さについて考え見ると、1階も2階も同じ程度に散らばっているので、だいたい1階率も2階率も50%ずつくらいとなる。


また1階のばらつきは2mから4mと2mの幅だが、2階のばらつきはその半分で2.5mから3.5mと1mの間しかないとしたら、1階対2階の比が2:1となり、1階率がおよそ67%、2階率がおよそ33%となる。


遺伝と環境の割合も、おおむねこうした関係をイメージしてもらえばよい。


この世に生きる人たちは遺伝要因でも環境要因でもばらついていて、その特定の組み合わせがその人を作っている。


その出来上がったもののばらつきの中で、遺伝要因によるばらつきと環境要因によるばらつきが、それぞれ何%ずつかを問題にしているのである。


たとえば学業成績の偏差値が同じ50の人でも、ある人は遺伝的にはふつう(「ふつう」とは「ふつうの平均的な環境に育てば」の意味である)60取れるのに、環境が劣悪でふつうの力が発揮できず-10だったために50という人もいれば、ふつう遺伝的には40の人が、特に恵まれた+10の環境で学習したから50になったという人もいるというモデルを考えている。


しかしそれをひとりひとり知ることはできないし、これだと個人単位でパーセント表示できないので、「ばらつき」という形で見るのが双生児法である。


双生児法では、きょうだいの類似性を示す相関係数という数字を使う。

完全に類似していればその値は1、全く似ていなければ0、学業成績だとたとえば一卵性では0.75、二卵性だと0.45くらいである。


これは遺伝要因(x)も家族が共有する環境要因(y)も同じ値で散らばった人たちの類似性が0.75(x+y=0.75)、遺伝要因では半分しか類似していない(0.5x)が、家族の共有環境要因では同じ値(y)で散らばった人たちの類似性が0.45(0.5x+y=0.45)ということなので、(カッコの中に書いたxとyの二つの式からなる連立方程式を解くと)遺伝率(x)が60%(0.60)となる。


残り40%(0.40)が遺伝によらない環境の影響である。

そしてその環境の中でも、家族で類似する共有環境の割合(y)が15%、それでも説明されない家族で共有されない一人ひとりに固有な環境の影響が残る25%(ちょうど一卵性が類似して「いない」程度、つまり完全な一致を示す1から一卵性の類似性0.75を引いた値に等しい)ということになる。


これまでにたくさんの双生児研究がなされているが、およそどんな能力やパーソナリティ、社会性、精神病理などの心理的特徴について遺伝と環境の影響を求めても、たいてい30%から60%の遺伝率が算出される。


また多くは共有環境の影響がまったくないか、あっても少ない場合が多く、それでもある程度その影響が見つかるのは、知能と学業成績、そしてタバコやアルコールのような現物が家にありそうなもの、あるいは若いときの非行のようなきょうだいや仲間がやっているとちょっと魅力的に感じて誘われそうなものに限られる。


環境要因の圧倒的に大きな部分は、一人ひとりに固有、状況によっても異なる非共有環境である。


学業成績だけではない。どんな能力にも遺伝の影響がある。


とすれば、人並み以上になにかを成し遂げたいと思ったとき、遺伝的才能のないところに力を注いでも厳しいこと、ひょっとしたらムダであることに、容易に気づくだろう。


もしがんばっても学業成績が伸びないのなら、それはあなたにその才能がないことの強い証拠である。

名門校進学や高学歴で勝負することは早い段階であきらめ、別の道を探すほうがよい。

行動遺伝学が示唆するひとつの、あたりまえの帰結である。


慶應義塾大学教授 安藤 寿康

1958年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学大学院社会学研究科博士課程修了。

現在、慶應義塾大学文学部教授。教育学博士。

専門は行動遺伝学、教育心理学。


by mnnoblog | 2017-11-27 08:46 | 健康
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  (NHK NEWS WEB の記事より)

WHO=世界保健機関は、抗生物質がほとんど効かない「多剤耐性菌」の感染拡大を防ぐためには、畜産の現場でも抗生物質の使用を必要最小限に抑えるべきだとする指針をまとめ、指針をまとめた責任者は、世界規模で対策に取り組む必要があると強調しています。

「多剤耐性菌」は、ヒトの病気の治療に使われる抗生物質がほとんど効かなくなった細菌で、世界各国の医療機関で、免疫力の低い入院患者が感染して死亡するケースが相次いで報告されていることから大きな問題となっています。

ただ、畜産の現場で抗生物質が、家畜の病気の予防や治療、さらに成長促進のため、幅広く使われていて、使い方次第では、さらなる多剤耐性菌の発生につながると指摘されています。

このため、WHOは、畜産の現場での抗生物質の使用を必要最小限に抑えるべきだとする新たな指針をまとめ、7日、スイスのジュネーブで発表しました。

指針では、ヒトの治療にも使われる重要な抗生物質については、家畜の成長促進や病気の予防のための使用をやめるべきだとしたほか、家畜が病気の場合でも、カルバペネムなど、ヒトに使われる抗生物質の中でも、極めて重要なものは、原則、使用を禁じるべきだとしています。

指針をまとめた責任者のWHOの宮城島一明食品安全部長は「多剤耐性菌を抑えるためには、抗生物質の適正な使用が不可欠で、保健医療と畜産農業の現場が連携して世界規模で対策に取り組む必要がある」と話しています。

by mnnoblog | 2017-11-21 08:30 | 健康
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  (Mocosuku の画像と記事より)

社交不安障害はSAD(Social Anxiety Disorder)の訳語で、社交不安症とか社交恐怖、社会不安障害とも呼ばれます。

スピーチなどの対人的な場面で、不安や恐怖を強く感じてしまって、動悸・震え・吐き気・赤面・発汗などの身体症状が強く出る不安障害のひとつです。

不安や緊張が強すぎて対人場面を避け、日常生活に影響を及ぼすこともよくあります。
人前で何かをしたり、初対面の人と交流するといった場面は、誰でも多かれ少なかれ緊張するものですが、過剰な緊張をするのが社交不安障害です。

次のような経験がよく起こります。


・人前で話そうとすると極度に緊張してしまう

・受付や窓口など、人前で字を書こうとすると手が震えてしまう

・電話に出るのが怖くて、オフィスなどで電話が取れない

・人といっしょだと食事がのどを通らない

・目上の人の前で話せなくなる

・初対面の人には、どう振るまえばよいのかわからずガチガチになる

・1対1になるのが怖い、とくに異性の場合だと口もきけなくなることもある

・「それほど親しくはないが、見知らぬ他人でもない」という関係が、いちばん苦手

・人前でお腹が鳴ったり、おならが出ないかと心配でたまらない

・近くに人がいると緊張して、排尿できなくなる

・他人の視線が怖い

・自分の視線が他人に不快感を与えそうで怖い

・他人の反応にひどく敏感

・自宅以外の場所だと、つねに緊張感を強いられている

・どこにいても孤立してしまう

・何を話せば、どんな風に声をかければ、どう返答すればよいのかコミュニケーションの取り方がわからない


上に挙げたような社会的状況で緊張が高じてくると、次のような身体症状が出ます。


・赤面

・動悸

・吐き気

・口の乾き

・手足や声のふるえ(振戦)

・息苦しさ

・顔のこわばり

・発汗

・めまい

…など


こうした身体症状は、社交的場面を苦手とする本人の自信を失わせ、また同じ場面になると同じ症状が出るのではという「予期不安」となって苦手意識を強くし、次第に苦痛をもたらす状況を避けるようになっていきます。


対人場面で極度に緊張したり不安を感じたりするのは、本人に、他人の目に自分がどのように映っているかが、非常に気になっているからだといえるでしょう。


社会的な症状や身体的症状もさながら、それ以上に、そんな症状を相手に見られることによって、「あの人は変な人だ」と悪く評価されることを非常に恐れ、そうならないよう深刻に悩んでいます。

そのため、社会的な場面を回避するようになり、次第に引きこもりがち、孤立してしまいがちになります。


社交不安障害は一般に、10代から20代半ばまでに発症し、男性よりも女性にやや多いとみられています。

うつ病やアルコール依存症などとの合併率も高く、また、治療しないまま症状が経過していることも多いといわれ、数十年にもわたって症状が続き、日常生活や学業や仕事に支障をきたしている人も少なくないといわれています。


これには、社交不安障害を「内気」「人づき合いの苦手さ」といった性格や気持ちの問題だとみなし、これを病気だという風にはなかなか考えない風潮があることも一つの要因かと思われます。

本人も周囲の家族や知人も、こうした傾向を病気だとみなして、本人は「治療」を受け、周囲は患者さんのことを理解し、追い詰めないでサポートすることを学ぶ「心理教育」が重要だといわれるようになってきました。


社交不安障害の傾向は、多かれ少なかれ誰にでもあるものですが、それがひどい場合は、放置しておかないで、周囲の人に相談したりセルフチェックを行ったりして、受診を試みることが大切です。

心療内科や精神神経科が専門ですが、社交不安障害に詳しい専門医にかかることが望ましいでしょう。


社交不安障害の治療の基本は、薬物療法と心理療法です。


薬物療法では交感神経の抑制によって、動悸を抑えたり血圧を下げたりする「β遮断薬」、不安を和らげる「抗不安薬」、そして、行動パタンを変えていく基本薬となる「SSRI(抗うつ薬)」などが適宜用いられます。

また、心理療法については、不安についての取り組みや消極的な考え方を改善していく「認知行動療法」が行われます。

さらに、社交不安に立ち向かう方法として、社交術(SST:ソーシャル・スキル・トレーニング)を学んだり、呼吸法や筋弛緩法などリラックス法を身につけたり、場合によっては、あえて苦手な場面を作り出して、徐々にそこに身を置くことに慣れていく「エクスポージャー:暴露法」なども用いられます。

これらは、信頼できる主治医に従って実施していくことが重要です。


by mnnoblog | 2017-10-19 08:05 | 健康
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  (BBCnews japan の画像と記事より)

世界中で採集された蜂蜜を使った新たな調査で、蜂蜜のサンプルの75%から、ネオニコチノイド系化学物質の痕跡が見つかった。

調査を行った科学者は、農薬は広く使用されているが、人間向けの食品に許可されている最大使用量の水準を大きく下回ると話している。

今回調査対象となった蜂蜜の3分の1については、見つかった化学物質の量はハチに有害となるに十分だった。

ネオニコチノイド系農薬は、世界で最も広く使用されている殺虫剤の類だ。
こうした浸透性農薬は、多くの農作物に種子粉衣として加えることができるため、散布の必要性が低くなる。

今年6月、これまでで最も包括的な実地調査が行われ、農薬がミツバチや野生のハチに有害であると結論付けられていた。

調査では、世界中のあらゆる場所で採取された蜂蜜の75%から、これら農薬のうち少なくとも1種類が見つかった。
濃度が最も高かったのは北米、アジア、欧州だった。

とは言うものの、調査の執筆者らは、蜂蜜を食べる人が今回の調査結果を心配する必要はないと考えている。

「許容値よりかなり少ないので、公衆衛生上の大きな懸念にはならないと思う」と、調査を行ったスイスのヌーシャテル大学のアレクサンドラ・エビ博士はBBCニュースに語った。

エビ氏によると、より大きな懸念はハチや花粉を運ぶ他の動物への影響だという。
検査した蜂蜜の34%で、ハチに有害な水準のネオニコチノイド系農薬が含まれていることが示された。

サセックス大学のデイブ・ゴールセン生物学教授は、
「世界中のあらゆる自然環境に今や、非常に強力なネオニコチノイド系農薬が広がっており、間違いなく、世界の生物多様性の崩壊にかかわっている。
私たちの中には何年も前からこの問題を指摘する人もいたが、ほとんどの政府は聞き入れなかった」と話した。

by mnnoblog | 2017-10-18 08:36 | 健康

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