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<   2016年 01月 ( 28 )   > この月の画像一覧

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(日経新聞の画像と記事より)

日銀は29日開いた金融政策決定会合で、マイナス金利政策の導入を5対4の賛成多数で決めた。
原油価格の下落や中国経済への不安で世界経済の先行き懸念が強まり、国内の景気や物価に悪影響が及ぶリスクが高まったためだ。

銀行が日銀に預けるお金(当座預金)の一部に2月からマイナス0.1%の金利を適用する。
今回導入した仕組みでは、銀行がすでに日銀に預けた当座預金の金利は現在の0.1%のままで据え置く。

銀行が新たに積み増す当座預金にマイナス金利を適用する。
当座預金全体の金利を下げると、銀行の収益への悪影響が大きいためだ。

マネタリーベース(資金供給量)を年80兆円増やす目的で実施している資産の大量購入はこれまで通り続ける。今後も国債を年80兆円、上場投資信託(ETF)を年3兆円のペースで買い増していくことになる。

金融市場では年明け以降、日経平均株価が一時3000円近く下落し、円相場も一時1ドル=115円台まで円高が進むなど、不安定な動きが続いている。

日銀は金融市場の混乱の背景には、世界経済の先行きへの強い懸念があると判断。
21日に追加緩和を示唆した欧州中央銀行(ECB)と足並みをそろえ、緩和強化に踏み切った。
by mnnoblog | 2016-01-31 08:05 | 経済
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 (NHK NEWSweb の画像と記事より)

アメリカ政府の当局者は北朝鮮北西部にある長距離弾道ミサイルの発射台付近で発射準備とみられる動きがあるとして、北朝鮮が2、3週間以内にも人工衛星の打ち上げと称して発射を実施する可能性があるという見方を示した。

アメリカで北朝鮮の動向を研究しているジョンズ・ホプキンス大学のグループは、28日、北朝鮮北西部の発射台付近を撮影した衛星写真の分析結果を公表した。

それによると、先月28日の時点で発射台周辺を覆っていた雪がこの4週間できれいに除雪され、今月中旬ごろまでに作業員や何らかの資材が現場に運び込まれた形跡があるとしている。

さらにロケットエンジンの試験場では、先月の時点では建設途中だった幅およそ11メートル、長さおよそ29メートルの保護設備が完成し、エンジンテストを準備している可能性があると指摘している。

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⇒1/29、毎日新聞
北朝鮮が長距離弾道ミサイルを発射する兆候があるとして、政府は28日夜、自衛隊に対し、ミサイルを迎撃するための破壊措置命令を出した。

自衛隊は弾道ミサイルに対し、洋上の海上自衛隊のイージス艦から発射される迎撃ミサイルと、航空自衛隊の地上配備型のパトリオット(PAC3)で迎撃態勢を取る。

中谷元(げん)防衛相は29日の閣議後会見で「北朝鮮が事前の予告なく、弾道ミサイル発射を含む何らかの挑発行動に出る可能性は否定できない状況にあると分析している。

情報の収集分析に努め、米軍や関係機関と緊密に連携を取って万全の体制で臨みたい」と述べた。

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⇒2/7、ロイター
北朝鮮は7日午前、同国西岸から南の方向にロケットを発射した。
北朝鮮の予告通りに沖縄県上空を通過したものの、日本の領域に落下したものはないとみられ、自衛隊が破壊措置を実施することはなかった。

飛行ルートは、2012年12月に打ち上げた3段ロケットのテポドン2改良型(射程距離1万キロ以上)とほぼ同じコースをたどった。

米政府関係者によると、ロケットの一部は宇宙空間に到達したようだという。
中谷元防衛相は北朝鮮が何らかの物体を地球周回軌道に投入した可能性があるとの見方を示した。
北朝鮮は7日午後、国営テレビで、地球観測衛星を打ち上げ、軌道に進入させることに成功したと発表した。
by mnnoblog | 2016-01-30 08:57 | 防衛

EUを試す文明の融合

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 (日経新聞”大機小機”の記事より)

欧州連合(EU)は戦後最大の試練に直面する。
ユーロ危機が小康状態を迎えたかと思えば、パリがイスラム過激派のテロに見舞われた。

シリアからの大量の難民受け入れで域内のあつれきが高まり、移動の自由という土台が揺らぐ。
中東危機がEUを覆う。

フランスでは排外主義の極右勢力が勢いを増す。
英国ではEU離脱を問う国民投票が年内にも実施される。

深刻なのはEUのリーダー、メルケル独首相が難民受け入れを巡って批判にさらされている事だ。
EUは分裂し崩壊に向かうのではないかと言う悲観論さえある。

しかし、これは間違いである。
2度の世界大戦と言う悲惨な歴史を経て創設されたこの平和の連合は、パリ市庁舎の紋章にある通り「たゆたえども沈まず」なのである。

EUには危機バネが作用する。
ユーロ危機は深刻だったが、銀行同盟創設など再統合につながった。

財政統合への論議も高まった。
震源地であるギリシャを含めユーロからの離脱は最初からあり得なかった。

米国が「世界の警察官」を降りた主役なき世界で、EUはグローバル・アクターとしての役割が一段と求められる。

地球環境危機からウクライナ危機など地政学リスク打開までEUの存在感は大きい。
アジアインフラ投資銀行(AIIB)を巡る中国との連携はEUのしたたかさを物語る。

もちろん英国がEUを離脱する事態になれば国際政治を揺るがすが、これは「賢い英国」の選択ではない。
EU離脱はスコットランド独立に直結し「グレート・ブリテン」は「リトル・イングランド」に転落する。

外資に依存した英経済は外資撤退で窮地に陥る。
ロンドン・シティーは金融センターの座をフランクフルトに奪われるだろう。

EUにとって最大の問題は、キリスト教文明を基盤に拡大してきた「大欧州」がこのまま淡色の共同体として存続できるかと言う点である。

EUは既に域内にイスラム社会を抱えている。
排外主義が激化し「文明の衝突」につながるのが最悪のシナリオである。

それは何としても防がなければならないが、「文明の共存」を超えて「文明の融合」にまで進化させられるかどうかが問われている。

それは多様な文明を抱える米国やアジアを含め世界共通の課題だ。
by mnnoblog | 2016-01-29 08:07 | 国際
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 (HUFF POST SOCIETY の画像と記事より)

将来の国産ステルス戦闘機の試作機となっている「先進技術実証機“ATD−X”」(通称・心神=しんしん)が 2016 年2月に初飛行することがわかった。

防衛装備庁は1月28日、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所の小牧南工場で、心神を報道陣にお披露目する。

心神は、ステルス戦闘機(F3)を日本の技術で開発する可能性を探るため、防衛省が1995年度からエンジンの研究を始めるなどして、開発を進めてきた試作機。

心神は、F2戦闘機の後継機となる将来の「第6世代戦闘機」F3の生産に向けたプロトタイプ(研究試作機)である。

つまり、防衛省は、心神をF35といった「第5世代戦闘機」と呼ばれる現在のステルス機の上を行く、「第6世代戦闘機」のカウンターステルス機の礎にすることを目指している。

心神の特徴は、優れたステルス性と機動性にある。

敵レーダーに探知されずに敵を捕捉できる高いステルス性能、耐熱材料、先進アビオニクスなど、日本が誇る高い技術を活用した高運動性を武器とする。

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4/22,共同通信
試作機「先進技術実証機」が22日、愛知県営名古屋空港(愛知県)を離陸、航空自衛隊岐阜基地(岐阜県)に着陸した。試作機の飛行は初めて。


by mnnoblog | 2016-01-28 08:22 | 防衛
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(FUTURUS の画像と記事より)

12月7日、『2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー』が決定、4代目となるマツダ『ロードスター』が受賞した。

スポーツカー冬の時代にあってのフル・モデルチェンジ、受賞は何が決め手となったのだろうか?

この度の大賞はマツダ『ロードスター』であったが、実は2位には、同じくオープンスポーツカーであるホンダ『S660』がつけていた。

その得票数は『ロードスター』442点に対し、『S660』が401点。
3位のBMW『2シリーズアクティブツアラー』が177点だったことを考えると、1位と2位は僅差といっていいだろう。

今回明暗を分けたマツダとホンダだが、いずれにしてもオープンの2シータースポーツが争ったことは興味深い。
発売前の期待度でいえば、ホンダの『S660』は相当なものであった。

ホンダで軽自動車の、ミッドシップ2シーターオープンといえば『BEAT』を彷彿とさせ、高回転自然吸気エンジンだった『BEAT』に対し、ターボエンジンを搭載する新しい軽ミッドシップは、走りの面でも余裕を感じさせた。

ところがホンダは2013年のモーターショーで『BEAT』後継ではなく、ホンダ・スポーツ、Sの称号を冠した『S660』と命名した。

一方マツダ『ロードスター』は4代目となる。
もともと軽量コンパクトが売りであった『ロードスター』の持ち味がモデルチェンジを繰り返して薄らいできており、その存在感も希薄となっていた。

満を持して開発を再開した『ロードスター』は原点回帰、初代NA型を彷彿とさせる軽量コンパクト化を目標とした。
100kg以上の減量に成功、エンジンは1,500cc、131馬力と先代モデルの2,000cc、170馬力よりもパワーダウンしたが、軽快な走りを取り戻している。

ロードスターと『S660』の大きな違いはその歴史にあるだろう。
マツダが『ロードスター』を26年間、途切れることなく連綿と生産、継続して改良してきたのに対し、ホンダは常にゼロスタートだ。

マツダ『ロードスター』は手頃な値段のFRオープンカーとして、世界中で受け入れられた。
その歴史を紡ぎ、今後も続けていくことを予感させること、これが他の車にない価値に違いない。

継続は力であり、歴史である。

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3/25,日経新聞
世界各国の自動車評論家らが選ぶ2016年の「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」が24日発表され、マツダのスポーツ車「MX―5(日本名ロードスター)」が選ばれた。

ニューヨーク国際自動車ショーで発表した。最も優れたデザインの車に贈る「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれた。



by mnnoblog | 2016-01-27 08:01 | テクノロジー
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(Newsweek の画像と記事より)

格差も極まれり。貧困問題に取り組むNGOのオックスファムは最新の報告書で、世界ではわずか62人の富豪が、最貧層35億人分と同じだけの富を所有しているという。

この62人の昨年の富は1兆7600億ドルに上り、世界人口の半分以上を合わせた額を上回った。
2010年には、世界人口の半分と同じ富を独占していたのは388人の富豪だった。

この1年で富はますます少数に集中し、今では二階建てバスの定員にも満たない人数になっている。

富裕層の富は2010~2015の間に44%増大。これはざっとカナダのGDPと同じ額だ。
富の集中と租税回避地に隠された推定7兆6000億ドルの資産のおかげで、世界的な貧富の格差は「過去例をみない極端さになりつつある」と、同リポートは警告する。

「金融危機と世界大不況の後、経済は再び回復しはじめている。
これは喜ぶべきことだと誰もが思っている。

だが、所得の成長や富の成長を実際に手にしているのは少数の大金持ちだけだ」と、オックスファムの政策責任者、ウェイン・クリプケは本誌に語った。

「労働者階級と貧困層は成長の果実を得ていない。
ということは、経済のどこかが決定的にくるっている。ルールに則って一生懸命働けば報われる、という社会契約説が破綻している」

富の格差を是正するには、世界の指導者たちが労働者の生活に必要な最低限の賃金を支払い、職場での男女平等を推進しなければならないとオックスファムは言う。

租税回避地の廃止にも取り組む必要がある。

昨年のダボス会議の前には、オックスファムは、所得格差が放置されるなら世界の富裕層1%の富が残り99%の富を2016年までに上回ってしまうと警告した。
今やこのシナリオは現実になりつつある。

世界有数の金持ちの多くの純資産は今や、複数の国家を合わせたより大きくなっている。

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツの純資産は推定792億ドルで、ベラルーシとスリランカのGDPを合わせたより多い。

メキシコの実業家カルロス・スリムの純資産は、レバノンとウルグアイを合わせたより多い771億ドルだ。

世界的な貧富の格差の広がりの原因の1つは、経済システムが権力者だけを利するような仕組みになりつつあるからだとオックスファムは言う。

2009年以降、アメリカのCEOたちの報酬は54.3%上昇し、一方で賃金は頭打ちだった。
また米シンクタンクの経済政策研究所が昨年6月に出したリポートによると、CEOたちの稼ぎは30年前と比べて10倍になった。

1990~2010年の間に、極度の貧困にあえぐ人々の数は半分に減ったと、国連は言う。
それでも尚、世界で8300万人以上の人々が極端な貧困の下に暮らしている。

オックスファムは貧困層の減少を「進歩」と言いながらも、その間も各国の経済格差は拡大してきたと言う。

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1/6,Newsphere
世界の貧困問題に取り組む国際組織オックスファムは、18日に発表した報告書「1%のための経済」の中で、「2015年、世界の上位1%の富裕層が、残り99%全員分を合わせたよりも多くの富を所有していた。言い換えれば、世界の富の半分以上をわずか1%の人たちが保有していた」ことを明らかにした。

オックスファムは、これ以上の格差拡大を食い止めるため、タックスヘイブンを利用した富裕な個人や国際企業の租税回避の問題に、最優先に取り組むべきであるとしている。


by mnnoblog | 2016-01-26 08:20 | 生活
1,悪名高き「死の道」,ユンガスロード(ボリビア)
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ボリビアの首都、ラパス市から北東方向のユンガス地方に延びている長さ約80kmの山岳道路。
切り立った断崖に取り付けられた部分が長く、頻繁に転落事故が起こっていたため死の道路として知られている。

2、延々と続く同じ景色、ダルトン・ハイウェイ(アメリカ)
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アラスカ州を通る全長666kmで北極海へ通じる唯一の道路。油田開発のために建設された。
路上にはほとんど定住している人がいない為、食料品店はおろか、ガソリンスタンド、修理工場などもほとんどない。

3、時間との闘い、パサージュ・デュ・ゴワ(フランス)
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フランスの西海岸から本土とノワールムティエ島をつなぐ長さ4.5キロメートルの海の中道。
一日二回干潮の時間だけ、時間にして1時間半だけ通れる奇跡の道。

4、ヒマラヤへと続く世界最高の道路、カラコルムハイウェイ(パキスタン)
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カラコルム山脈を通して中国とパキスタンを繋いでいて、国境を繋ぐ舗装道路としては世界で最も標高の高い位置にあるとされ、その高さは海抜4,693mにも及ぶ。

5、天国と地獄が並存する稀有な場所、アトランティックオーシャンロード(ノルウェー)
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ブッドからクリスチャンスン間の海岸を高低差激しいフィヨルドの8つの島を繋ぐ形で作られた全長8.2kmの道路。
天気が良い日は絶景
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6、車をも飲み込む泥の道、トランスシベリアンロード(ロシア)
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モスクワからヤクーツクに通じるシベリア横断道路。冬季には凍結し、極寒の地となる。
11000kmにも渡る世界最長の道路であるが、舗装はかろうじてされている程度、また、強風が吹き荒れる地域もある。
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7、果てしなく続くつづら折り、ロス・カラコレス・パス(チリ)
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チリとアルゼンチンを結ぶアンドレアス山脈を通る道。
急こう配とヘアピンカーブが続き、ガードレールはない。

8、速度超過=死、A537(イギリス)
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英国のマックルズフィールドとバックストンを結ぶ主要幹線道路A537は、欧州でも有数の事故多発路として知られている。

9、妖精とは名ばかりの悪魔の道、フェアリー・メドウズロード(パキスタン)
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世界で9番目に高いナンガ・パルバット山の標高2400m目掛けて伸びる道路。
わずか9.6kmの区間は、地元民が数百年前に崖を切り崩して造って以来、整備されたことはない。

10、走り屋の聖地、スレルビオ・パス・ロード(イタリア)
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東アルプスの標高2757メートルに位置し、アルプスで2番目に高いところにある山岳道路。
景色は壮観だが、ところどころで道幅が狭くなり、急なアップダウンもある。全部で48あるヘアピンカーブに魅せられる走り屋も多いという。

(NAVERまとめ の画像と記事より)
by mnnoblog | 2016-01-25 08:14 | 国際
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 (毎日新聞の記事より)

バス会社さんには迷惑かけて申し訳ないな、とは思うんだけどね……」。
関東の中小バス会社の男性社長は2014年夏、取引先の旅行会社の担当者に電話で告げられた。

この年、国が設定した貸し切りバスの基準運賃は引き上げられていた。
しかし旅行会社は、15年度以降も引き上げ前の運賃適用を要求した。

「完全に法令違反になっちゃいますよ」。社長は拒んだが、担当者は「それは俺も知っている」と意に介さなかった。
その後、この旅行会社との取引は途絶えた。

旅行会社は「元請け」、バス会社は「下請け」がこの業界の構図だ。
「新基準を守ってくれる旅行会社は半分くらい。

バス会社の立場は弱い。従来通りのダンピングが横行し、高率のマージンを要求されることもある。
安全は二の次になるバス会社も多いのでは」。社長はそう明かした。

国土交通省が基準運賃を引き上げたのは、12年4月に7人が死亡した関越道ツアーバス事故がきっかけだった。

バス会社が運転手の健康状態の確認を怠るなど多くの法令違反が判明。
00、02年の規制緩和で新規参入が相次いだバス業界は過当競争が続き、利益優先で安全が置き去りにされた背景があった。

基準運賃引き上げは車両整備など安全にかかるコストを確保できるようにするためだ。
だが、基準の下限を下回る受注は後を絶たない。国交省によると、昨年9月までの1年間に11件の下限割れが確認された。

長野県軽井沢町で転落事故を起こしたバス会社「イーエスピー」(東京都羽村市)は、昨年12月以降だけで今回を含む4件を下限割れ運賃で請け負っていた。

「値ごろ感で請け負っていた」「赤字にならなければいいと考えていた」。
高橋美作(みさく)社長はそう話した。

一方、外国人旅行客の急増などで貸し切りバスの需要は高まり、運転手不足が指摘されている。
あるバス会社は頻繁に求人を出しているが「応募があるのはまれ。たまにあっても60代で経験が皆無という人だった。

仕事がきついわりに給与水準は高くないから、若い人は敬遠しているのだろう」と話す。
実際、バス運転手の6人に1人は60歳以上だ。

イ社はスキーシーズンを前に募集を急いでいた。
人づてに紹介されたのが、事故車両の大型バスを運転した土屋広運転手(65)。

過去に勤務した別会社で主に中型バスを運転していたが、大型の経験は少なかった。
「技量に不安がある」。

昨年12月の採用面接時、土屋運転手はそう言ったが、イ社は「特例」として採用。
わずか2回の研修で営業運転に出し、4回目のツアーで事故は起きた。

規制緩和以前にスキーバス運転手の経験がある大阪府内の男性(49)は言う。
「当時は大型2種免許があっても乗客を乗せて運転するまで半年は研修して経験を積んだ。
イ社にはそんなプロセスが全くない」

事故を起こしたイ社には、運行記録計の不搭載や複数の運転手の過労運転など数多くの道路運送法違反が確認された。

法令を守り、利益を安全にかかるコストに回す発想はみえない。
多数の犠牲者を出した過去のツアーバス事故の教訓はないがしろにされ、悲劇は繰り返された。
by mnnoblog | 2016-01-24 08:57 | 産業
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(日経新聞の画像と記事より)

「カエルの子はカエル」という言葉もあれば、「トンビがタカを生む」という言葉もある。
笑ってしまうくらいそっくりな親子もいる一方で、外見も性格も全然違って、とても血がつながっているとは思えないような親子もいる。

考えてみれば不思議だ。
そっくりな親子と、似ていない親子。その分かれ目はどこにあるのだろう?
遺伝学の専門家である東京大学大学院総合文化研究科教授の太田邦史さんに聞いてみた。

「よく父親似、母親似なんて言いますが、それは一部だけを見たときの話。
実際にはどんな人も、両親の遺伝子をきっちり半分ずつ受け取っています」と太田さんは話す。

人間の遺伝子は約2万個あるといわれ、どんな遺伝子を持っているかによって外見が変わってくる。

オランダのエラスムスMC大学医学センターのファン・リウ博士たちは、「顔立ちに影響を与える5つの遺伝子」を2012年に発見した。
例えば、その中の「PRDM16」という遺伝子で鼻の高さや幅が決まるという。

遺伝子で決まるのは外見だけに限らない。体質や能力として表れることもある。

「全身に酸素を運ぶ(赤血球の)ヘモグロビンの能力を高める遺伝子があり、これを持っている人は、長距離走が得意になったりする」と太田さん。
確かに、親子2代にわたって活躍するスポーツ選手も少なくない。

「同じ両親から生まれた子供でも、その遺伝子の受け継ぎ方が違う。それで兄弟でも顔が変わってくるわけです」(太田さん)

一方で、父親にも母親にも似ていないケースもあるが、それは祖父母の隔世遺伝を受けた子供であることが多い。

遺伝子は細胞の中のDNA(デオキシリボ核酸)に乗っている。そのDNAが「ヒストン」というたんぱく質に巻きつき、小さく折りたたまれたものが染色体だ。
通常の細胞は、父方と母方の2セットの染色体を持っている。

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多様な遺伝を生む「ランダム・アソートメント」の仕組み
2セット4本の染色体を持つ父親が1セット2本の染色体を持つ精子を作る場合、祖父母から受け継いだAとBの染色体の組み合わせは4通り。
実際には人間の染色体は1セット23本なので、2の23乗で838万8608種類もの精子や卵子ができる計算になる

「つまり、新たに子供を作るとき、祖父母のDNAがシャッフルされてランダムに受け継がれる。ランダム・アソートメントという現象です」と太田さん。

その具体例として、血液型の隔世遺伝の例を見てみよう。
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血液型の隔世遺伝の例
父は祖母1からの遺伝でA型、母は祖母2からの遺伝でB型。
しかし、父が祖父1から受け継いだO型遺伝子を持つ精子を提供し、母は祖父2から受け継いだO型遺伝子を提供すると、生まれた子供の血液型は祖父1と同じO型となる。

同様に、両親ともに二重まぶただったとしても、一重まぶたの子供が生まれることもある。
それは祖父母や曽祖父母が持っていた遺伝子のなせる技であることが多いのだ。

それだけではない。「さらに、精子や卵子を作る際には、父母とは異なる染色体を生む、“組み換え”という現象も起こります」と太田さんは続ける。

先の図では祖父母が持っていた染色体を受け継ぐ前提で説明したが、実際は祖父方と祖母方の遺伝子が混じった、今までにない新しい染色体ができることもあるという。

「このランダム・アソートメントと組み換えによって、精子や卵子の染色体パターンは無数に増える。
その結果、親と子の遺伝子は必ず違ってくるでしょう。
共通点も多いけど、相違点も多い。“似ているけど同じではない”のが親子なんです」

愛する子供にはできるだけ有利な遺伝子を渡してやりたいが、自分のどの遺伝子を受け継ぐかはまさに「神様のおぼしめし」で、コントロールすることはできない。
by mnnoblog | 2016-01-23 08:56 | 生活

輝く女性たち

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 (日経新聞”大機小機”の記事より)

女子教育が軽視され、婦人参政権など思いもよらなかった時代でも、輝いた女性は少なくなかった。
「坂の上の雲」の時代、女性も意気軒昂だった。

1900年、津田梅子は日本初の女子留学生として米国で教育を受ける事が出来た運命に感謝しつつ、「女子に専門教育を与える最初の学校」として女子英学塾(現津田塾大学)を東京・麹町に開く。

教室は借家で、1期生は10人。
英語教育を通じて女性が視野を広め、見識を高め、職業人として独立する事が目的だった。

放映中のNHK連続テレビ小説のモデルである広岡浅子は、商家出身の才覚を発揮し、鉱山開発や銀行・保険事業を推進する一方で女子教育にも尽力した。

1901年、高度な女子教育機関の創設を熱望する教育者、成瀬仁蔵の志に共感して多額の資金を投じ、3学部からなる日本女子大学校(現日本女子大学)を東京・目白台に設立した。
渋沢栄一らが協力し、目白台の土地は浅子の実家である三井家が提供した。

今年4月、企業における女性の活躍をバックアップするために「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が施行される。

大企業や中堅企業には、女性の活躍を推進する自主行動計画を策定する事が義務付けられる。
女性の採用や昇進などについての状況を定量的に把握して課題を分析し、計画を策定して届けなければならない。

女性の採用比率、勤務年数の男女差、労働時間、女性管理職比率が把握すべき必須の4項目だ。
職場での女性定着や活躍を促そうとする趣旨である。

最近のコンプライアンスを巡る相次ぐ不祥事で分かるように、日本は形式主義の風潮が強い。
資料を出す側も受け取る側も、形式の確認に専念する。

女性活躍推進法も、内容を伴わない形式的なやり取りにとどまるようでは困る。
法律の施工で女性の活躍が社会的に担保され、職場での理解が深まり、子育てなどでキャリアアップを断念してきた有能な人々の出番が増えれば、日本経済と社会の総合力が底上げされる。

1世紀以上も前の梅子や浅子の活躍に見るように、日本女性の能力は高い。
日本の発展は学問、技術の研究と産業の進歩に掛かっている。

女性の一段の貢献に期待したい。
by mnnoblog | 2016-01-22 08:42 | 社会

のほほんと---


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