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  (DIAMOND online の画像と記事より)

三菱ケミカルが独自に開発した新素材に、国内外の自動車メーカーから熱い視線が注がれている。

植物由来のバイオプラスチック素材で、エンジニアリング・プラスチックの一種で、「デュラビオ」と名付けられている。

「デュラビオ」はポリカーボネート樹脂の良い部分と、アクリル樹脂の良い部分を引き継ぐ新素材である。

この新素材の特徴は、大きく4つある。
(1)ガラスの代替に使えること、(2)塗装が必要ないこと、(3)黄色く変色しないこと、(4)トウモロコシ由来のバイオマス素材であることである。

昨年12月上旬に東京で開かれた「エコプロ2016」という環境展示会で、自動車メーカーのマツダが、新型車種の「ロードスター RF」の外装部材に、三菱ケミカルと共同開発した新素材(デュラビオ)が使われたことを大々的に喧伝したことにより、急に世界から注目されるようになった。

現在、新素材を生産する黒崎事業所(福岡県北九州市)のキャパシティはフル稼働で年間5000トンだが、20年までに同2万トンに増やす計画だ。
これまでに採用実績があるのは、自動車の内装と外装、モバイル端末の表面に使うガラス、ディスプレイに内蔵する偏光板、眼鏡の上からかけるサングラス、化粧品の容器など。

今後、さらに用途が広がっていけば、業界内のスタンダードとして定着するかもしれない。

by mnnoblog | 2017-06-30 08:13 | テクノロジー
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  (NEWSWEEKの画像と記事より)

今年5月、身代金要求型ウイルス「ワナクライ」が世界150カ国以上、30万台のコンピューターを脅かした。

このサイバー攻撃が北朝鮮の仕業だったことを示す証拠が増えつつある。


犯行主体とみられる北朝鮮サイバー軍は高度に洗練されたハッカー集団で、外国の軍事力を弱体化させ、ネットワークシステムを破壊し、金融機関へのサイバー強盗を実行するために訓練されている。

北朝鮮のような貧しい国がIT分野に資源を投入することは奇異に映るかもしれないが、彼らは経済力の乏しさ故にサイバースペースを重視してきた。
何十年も前から「非対称型」の攻撃や限定的な挑発を軍事戦略の中心に据えてきた。
サイバー戦争はその最前線だ。

早くも1986年にはサイバー能力の強化に力を入れ始め、ロシア人教官を招いて大学で教壇に立たせた。
その後、90年に研究施設の朝鮮コンピューターセンター(KCC)を開設。
中国流の英才教育で小学校の段階から有望な生徒を選抜し、その後大学でプログラミングやハッキングの訓練を積ませた。

継続的な投資と当局の優遇政策の結果、サイバー軍の規模は急拡大したと、専門家は指摘する。
米戦略国際問題研究所の14年の報告書によれば、「総兵力」は推定5900人強に上る。

サイバー戦争は軍事作戦や犯罪の手段として極めて有効だと、北朝鮮は認識している。
通常兵器の軍事挑発と違い、ワナクライなどを使ったサイバー攻撃は自分たちの利益を最大化する一方で、ある程度まで犯行主体を隠せるので、報復の可能性を低下させることができる。

例えば、北朝鮮が先進国の情報ネットワークを攻撃しても、直接的な相応の報復を心配する必要はない。
米保険会社アンセムの従業員および顧客8000万人分の記録に不正アクセスした15年2月の攻撃や、1日数兆ドルの電子決済を支える銀行間の国際決済ネットワークSWIFTへの一連の攻撃。
いずれもアメリカにとって深刻な脅威だ。

北朝鮮のサイバー攻撃の標的になることが最も多い韓国も、高速インターネットが非常に発達した国であり、この種の攻撃に弱い。
逆に北朝鮮のほうは、もともと大規模な停電は日常茶飯事。
インターネットの普及率はゼロに近く、金融システムは現金ベースでネットワーク化されていない。

「北朝鮮はサイバー戦争で失うものが何もない」と、高麗大学の金昇柱(キム・スンジュ)教授はAP通信に語る。

サイバー攻撃の持つ「曖昧さ」も北朝鮮に有利だ。
韓国海軍の哨戒艦「天安」が魚雷攻撃で撃沈され、46人の乗員が死亡した10年3月の事件では、国際調査チームが物理的な証拠に基づき北朝鮮の犯行と断定した。
だがサイバー攻撃では、実行者の正体を隠すか、少なくとも犯行を否認するのにそれなりの説得力を持たせることができる。

14年11月のソニー・ピクチャーズエンタテインメントへのハッキングや、昨年2月のバングラデシュ中央銀行へのサイバー強盗、先月のワナクライによる攻撃は、いずれもデジタルデータの痕跡から北朝鮮ハッカーとの関連が広く指摘されている。
だが決定的な証拠はなく、北朝鮮の犯行を装った別のハッカーの仕業である可能性も排除できない。

さらにリアルタイムで実行される軍事作戦とは異なり、サイバー攻撃では事前にマルウエア(悪意のある不正ソフト)を標的のコンピューターに仕込んでおき、折を見て重要な軍事・金融データを抽出することができる。
31カ国の金融機関のウェブサイトが狙われた今年2月の攻撃では、昨年10月にマルウエアが仕込まれていた。

カネも北朝鮮をサイバー攻撃に走らせる強力な動機だ。
ニューヨーク連邦準備銀行にあったバングラデシュ中央銀行の口座に対するサイバー強盗の被害総額は8100万ドル。
4月の中国と北朝鮮の貿易総額に近い。
もしSWIFTネットワークへの攻撃が成功していたら、犯人は10億ドル近くを手にしていただろう。
こちらは北朝鮮の15年のGDPの6%超に相当する。

北朝鮮のサイバー攻撃の高度化は、アメリカや同盟国にとって頭の痛い問題だ。
北朝鮮サイバー軍を詳しく調べたコンピューターセキュリティー会社カスペルスキー・ラブスは、作戦は「衝撃的な」規模だと指摘した。

アメリカは昨年3月、「コンピューターのネットワークまたはシステムを用いて、北朝鮮国外にある標的のサイバーセキュリティーを危険にさらす重大な活動に関与した」者を処罰の対象とする大統領令を出した。
財務省はこれに基づき、北朝鮮のサイバー攻撃に関与した個人や組織に制裁を科すべきだろう。

北朝鮮の弱点の1つは、インターネットへのアクセス能力に限界があるため、中国の怪しげな企業をサイバー攻撃の「発射台」に利用していることだ。

北朝鮮で電子メール転送サービスを提供する中国と北朝鮮の合弁企業と、北朝鮮の「軍と体制が利用する可能性がある」ソフトウエアを制作するIT企業が関係している――アメリカのシンクタンクC4ADS(先進国防研究センター)と韓国の峨山(アサン)政策研究院の報告書はそう指摘する。

また、中国企業の遼寧鴻祥集団が共同運営する中国・瀋陽の七宝山ホテルは、北朝鮮のエリートサイバー部隊の「拠点と言われている」らしい(同社は中国当局が摘発済み)。

ブッシュ政権で国家安全保障会議(NSC)のテロ対策チームの責任者を務めたフアン・ザラテは、米議会にこう進言した。
「北朝鮮のサイバー攻撃を受けた被害者に、作戦を手助けしたか、それと知りながら恩恵を享受した関係者に対して訴訟と損害賠償請求を行える権利を与えることを検討すべきだ」

北朝鮮が裁判所に出廷する可能性は低いが、中国の協力者は訴訟リスクを考慮するはずだ。
法的措置をちらつかせることで、中国政府をアメリカに協力させる呼び水にもなり得る。

米中間の協力は、中国政府にとっても直接の利益になる。
中国本土でも約3万のIPアドレスがワナクライに感染し、学校、病院、政府機関など1万カ所が機能不全に陥った。

北朝鮮はサイバースペースで急速に影響力を高めている。
攻撃能力の向上に伴い、痕跡を残さずに大量の情報を盗み出せるようになるかもしれない。
数百万人が利用するネットワークシステムを「人質」に取ったり、損害を与える可能性もある。

そうなる前に、この種の攻撃の防御法を確立し、北朝鮮のサイバー戦略を阻止しなくてはならない。

by mnnoblog | 2017-06-29 08:50 | テクノロジー
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  (日経新聞の記事より)

トランプ米大統領は今月、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱すると発表した。
離脱発表は、いまの世界が安定した指導力を発揮する国の存在しない「Gゼロ」であることを明確に示した。

自由世界のリーダーは一体どこにいるのだろう。

トランプ氏は1930年代以降の米大統領としては初めて、世界のリーダーになることが米国の国益ではないと考えている。
彼でないことは確かだ。

彼は協力することも、対立することもあるコミュニティーとして世界をとらえるのではなく、強い指導者たちが支配的な地位を巡って戦う場とみなしている。
トランプ氏自身がこうした考え方に引きつけられ、彼の忠実な支持者も同じ考えだと我々は知っている。

いまの自由世界の指導者は欧州だろうか。

それも違う。
大西洋を隔てた米欧の同盟は長年にわたって徐々に空洞化してきたが、トランプ氏が米大統領に選ばれたことで、ドイツのメルケル首相のようなベテランの指導者もフランスのマクロン大統領のような新しい指導者も、新しい戦略を探して右往左往している。

米国は北大西洋条約機構(NATO)に懐疑的で、英国は欧州連合(EU)を離脱し、反EU政党が支持を伸ばし続けている。
メルケル氏とマクロン氏は欧州の進むべき最善の道について合意できないようにみえるが、欧州の指導者が変革を求める国民の要求に応えることができなければ、近年欧州の政治を変貌させてきたポピュリスト(大衆迎合)勢力が今後も台頭を続けるだろう。

中東でも形勢が変わりつつある。

トランプ氏はオバマ前米大統領よりロシアのプーチン大統領やトルコのエルドアン大統領、イスラエルのネタニヤフ首相との関係は良好かもしれないが、不安定な状況が続く地域に新たな秩序をもたらすわけではない。

シリアの戦闘地帯では米国やロシア、イラン、トルコ、サウジアラビア、イスラエルの利害は異なり、自らの意志を押し通すのに十分な強さを持つ国はない。

過激派組織「イスラム国」(IS)はわずかしか残っていない領土もいずれ失うとみられるが、今後も新たなメディアのツールを使い、支持者や模倣者、情緒的に不安定な者を感化しようとするだろう。

Gゼロの世界におけるテロの主な問題は、世界の情報機関の間で情報を共有する必要性が認識されるべきなのに、相互不信がサイバー空間の特徴になってしまっていることだ。
Gゼロがこれほど鮮明な分野はほかにない。

自由貿易の旗手はどの国だろうか。

米国は長らく自由貿易を擁護してきたが、太平洋の両側の経済大国を結びつける歴史的規模の合意だった環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱を表明した。
日本の安倍晋三首相の努力にもかかわらず、少なくともトランプ氏が大統領であり続ける限り米国の参加はなさそうだ。

しかしTPPに反対しているのはトランプ氏だけではない。
民主党の大統領候補だったクリントン元国務長官はしぶしぶ、(候補指名を争った)サンダース上院議員は断固としてTPPに反対していた。

トランプ氏はカナダやメキシコとの間に結んでいる北米自由貿易協定(NAFTA)も再交渉を希望すると表明している。
欧州との大規模な貿易協定、環大西洋貿易投資協定(TTIP)は複数の国の反対を受け交渉が停滞する。

中国が貿易の新しいリーダーなのだろうか。

それも違う。
習近平国家主席は今年初め、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で国際貿易を強く擁護して注目を集めた。
しかし中国のほか東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国とオーストラリア、インド、日本、韓国、ニュージーランドが参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)はTPPほど本格的な市場統合をもたらすものではない。
例えばRCEPは投資や知的財産、競争政策についてほとんど言及していない。

そして、中国の広域経済圏構想「一帯一路」だ。
南アジアと中央アジアへ大規模に投資し、アジアと欧州の間の貿易ルートをつくるという極めて野心的なプロジェクトだ。賢明な方法で実施されれば、中国やEU、その間にある貧しい国の多くの経済をかつてなかったほど後押しするだろう。

しかし残念ながら、政治的な理由ではなく経済的な理由で投資が実施される保証はない。
汚職と能力不足が前進を遅らせ、野心をくじき、政治的な紛争につながる可能性がある。

また中国は安全保障の問題に関し、信頼できる指導力を発揮する準備はできていない。
米中が北朝鮮の問題解決に向けて有効な協力ができないことは、東アジアにおいてさえ紛争が貿易に勝利する可能性を示唆している。

世界の火薬庫と「国境を越える問題」は今後も増加を続け、原因となった問題を解決するどころか、管理するための信頼できる協力計画もない。
いまのところ、Gゼロの世界秩序が続くと考えてよさそうだ。

by mnnoblog | 2017-06-28 08:46 | 国際

農地転用 原則可能に

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  (日経新聞の画像と記事より)

政府は農地を原則、企業向けの用地に転用できるようにする。
高速道路のインターチェンジの周辺など事業環境に優れた立地に、商業施設や物流拠点の新設を促す。

農地法に関する政令を改正し、7月にも閣議決定する。
農家の高齢化などにより、優良な農地でも将来的に離農者や耕作放棄地の増加が見込まれるためだ。
地域の雇用の受け皿を増やし、地方創生につなげる。

国は全国に約450万ヘクタールある農地を立地や営農条件によって5区分している。
駅周辺の再開発に適した農地などでは現在も転用を認めている。

今後は新たに10ヘクタール以上で良好な営農条件を備えた「第1種農地」や、自治体が優先的に農業振興を進める「農用地区域内農地」についても、進出意欲のある企業や土地所有者の申請に応じて自治体が企業用地に転用できるようになる。
新たに転用可能になる農地は全体の約9割を占める。

過去8年以内に土地改良し、特に良好な営農条件を備える「甲種農地」の転用は政令改正後も原則、認めない。

農地法は農地保全や優れた営農環境の整備を理由に、公共事業や農業用施設の整備以外の目的で優良農地を転用することを原則、認めていない。
だが農家の高齢化や新規就農者の減少が進み、再生利用が困難な荒廃農地は2015年で16万ヘクタールあり、5年間で2割強増えている。
農地を雇用創出力のある企業用の土地に活用したい自治体が増えている。

例えば物流の利便性が高い高速道路のインターチェンジの周辺は、農地よりも商業施設や流通拠点に活用した方が企業が進出し、人やモノの動きも活発になりやすいとの見方がある。

企業側も通勤環境やワーク・ライフ・バランスに優れる地方に活動拠点を移す動きがある。
農地の転用規制が企業進出を阻んでいるとの指摘が事業者や自治体から上がっていた。

政府は規制緩和により、農産物の直売所や地元の食材を活用したレストランの開設なども見込む。
IT(情報技術)関連など新産業の創出に貢献する企業の進出や、医療・介護施設など地域交流の場としての活用も期待する。

一方、農地の安易な転用が進めば、農地保全がままならず地域の景観や風土を損なうとの懸念もある。
このため政府は無計画な転用を防ぐ仕組みも併せて整える方針だ。
企業用地にはできるだけ農地以外を提供するよう自治体に求める基本方針を新たに定める。
自治体が企業を受け入れる地域の土地利用計画を作成し、優良農地の確保目標を立てるよう促す考えだ。

先の通常国会では、農地転用を後押しする法律も成立した。
改正農村地域工業等導入促進法は、地方の農村地域に活動拠点を構えた企業などが受けられる税制や金融面の支援について、その対象を工業や倉庫業など5業種からサービス業を含む全業種に広げた。

地域未来投資促進法には、農地を自社向けの用地に活用することを希望する場合、自治体は転用を円滑に進められるよう配慮することを求める規定を入れた。

by mnnoblog | 2017-06-27 08:54 | 産業
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  (NHK NEWS WEBの画像と記事より)

将棋の公式戦で一度も負けずに歴代最多の連勝記録に並んでいた中学3年生の藤井聡太四段が、26日、東京で行われた対局に勝ち、連勝を「29」に伸ばしました。
藤井四段は連勝記録を30年ぶりに更新し、プロ1年目にして歴代単独1位となりました。

藤井聡太四段は、去年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となったあと公式戦で一度も負けることなく勝ち続け、今月21日の対局で連勝記録を「28」に伸ばして、昭和62年に神谷広志八段が達成した最多連勝記録に並びました。

藤井四段は26日、東京の将棋会館で竜王戦の挑戦者を決める「決勝トーナメント」の初戦に臨み、午前10時から増田康宏四段(19)と対局しました。

対局は早い段階から攻めにかかったのに対し、増田四段が反撃に転じ、終盤、藤井四段が再び攻勢に出た結果、午後9時24分、91手までで増田四段が投了しました。
これで、藤井四段は連勝を「29」に伸ばし、最多記録を30年ぶりに更新してプロ1年目にして歴代単独1位となりました。

対局のあと、藤井四段は「途中苦しくなったので、最後はなんとか食いついたという感じでした。最後の最後までわからなかったです」と振り返りました。
そして、「自分でも本当に信じられないというか、きょうも含めて苦しい将棋だったので、非常に幸運でした。次も強敵なので、全力でぶつかっていきたいと思います」と話していました。

藤井四段は来月2日に次の対局に臨み、勝てばデビュー戦から負けなしの30連勝となります。

藤井聡太四段に敗れた増田康宏四段は「終盤、しのげるかと思いましたが、難しかったです」と対局を振り返ったうえで、藤井四段の印象について、「中盤から終盤がかなり強かった」と語りました。

藤井四段が29連勝して最多連勝記録を更新したことについて、28連勝の記録を持つ神谷広志八段は「28という完全数はいちばん好きな数字ですので、それが一位でなくなることは個人的に少々さみしいのですが、凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとってとてもいいことだと思います。
藤井さんがこれからの数十年でどんな世界を見せてくれるのかファンの皆様とともに寿命の限り見続けていきたいです」とコメントしています。

藤井聡太四段の師匠、杉本昌隆七段は「竜王戦本戦という大舞台で神谷八段の記録を抜く29連勝は驚がくです。
師匠の私も至福の時間をもらいました。
28連勝を達成した帰り道、いつもと同じようにずっと将棋の話をしていたのが印象的で、このとき29連勝を確信しました。
歴代連勝記録のトップに立ちましたが、14歳の藤井四段にとってこれは序章。
一喜一憂せず、これからもさらなる記録を目指して精進してください」とコメントしています。

藤井四段の母親の裕子さんは「このような記録を達成することができ、本当にすばらしいと思います。
一局一局を大切に、これからも『強くなる』という目標に向かって進んでいってほしいです」と、日本将棋連盟を通じてコメントしています。

藤井四段は、26日に勝ち進んだ竜王戦の挑戦者を決める決勝トーナメントで、来月2日に佐々木勇気五段(22)と対局します。
この対局に勝てば30連勝です。
そのあとは、来月6日の順位戦で中田功七段(49)との対局が予定されています。

by mnnoblog | 2017-06-27 08:00 | 社会
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  (JBpress の記事より)

メリケン国の「トランプ幕府」は大揺れに揺れている。

時の将軍(ドナルド・トランプ大統領)から切腹を命じられた「火付盗賊改方」(ジェームズ・コミ―前FBI長官)がこともあろうに将軍を「嘘つき」呼ばわり。将軍を取り巻く「太鼓持ち家老」たちは「火盗改は幕府の極秘覚書をリークした」と騒ぎ立ている。

これまで「ロシアゲート」疑惑に関わっていたとの疑いで蟄居を命じられていた火盗改の上司、若年寄(ジェフ・セッションズ司法長官)は「葵の御門(の印籠)」(大統領特権)を翳して「この紋所が目に入らぬか」と将軍の弁護に目の色を変えている。

将軍にとっては数少ない、昔からの子分だ。

江戸の町民(米国民)はうんざり。
そうした矢先、江戸城下では「譜代大名」(スティーブ・スカリス下院共和党院内幹事)が何者かに命を狙わる事件が起こった。

巷には、「いつ腹を召されるか」(弾劾や辞任があるか)と書きたてる瓦版(フェイクニュース)が横行している。
講談なら、差し当たり、ここで「べべん、べんべん」となるところだろう。

風雲急を告げる大江戸で今、「世直し」本が静かなブームを呼んでいる。

タイトルは「The Vanishing America Adult」(滅びゆく米国の分別ある成人)。
サブタイトルは「Our Coming-of-Age Crisis--and How to Rebuild a Cuture of Self-Reliance」(忍び寄る危機──いかにしたら独立独行文化を再構築できるか)。

筆者(Ben Sasse)は「譜代大名」(共和党)の末席を汚す身分(上院議員=ネブラスカ州選出)だが、「関ケ原の戦い」(大統領選)の時から「我が将軍(トランプ候補)も敵将(ヒラリー・クリントン民主党大統領候補)も信用できぬ嘘つき」と公然と言ってのける強者だ。当年とって45歳。

上院議員1期目の「陣笠」だが、メディアからは早くも注目されている。

と言うのも名門エール大学で歴史学博士号を取得、英オックスフォード大学に留学。
テキサス大学で教鞭に立ったのち、いきなり厚生労働次官に任命され、さらには38歳の若さでネブラスカ州にあるミッドランド大学学長に就任。

5年間学長を務め、同大学を有名校にまで引き上げたのち、2014年の上院選に出馬して当選、中央政界に躍り出た。
共和党内では「将来の大統領候補」と高く評価する向きも出始めている。

両親は規律を重んずるエバンジェリカル・ルーテル教団の信者で、夏休みともなれば、7歳の頃からトウモロコシ畑で働かされた。
「おカネが問題ではない。額に汗して働くことこそが人生にとっていかに大切かを叩きこまれた」と言う。

両親の訓えはサーサ家にも受け継がれている。
子供3人は学校には行かせず、すべてホームスクーリング(母親が教える自宅学習)。
ワシントン勤務のサーサ氏は週末には必ずネブラスカに戻り、子供たちと週末を過ごしている。

まさに「古き良き開拓期」の米国の成人男性だ。
信仰心が篤く、女性を蔑視するような下品な言葉は一切言わない。
結婚歴3回、離婚歴2回。宗教とは全く無縁な「将軍さま」とは対照的な米国市民だ。

本書は、「建国の父」たちが誓い合った「Exceptional America」(つまり他国とは異なる特別な国家)のバックボーンである「独立独歩」の精神がいかに大切か、を説く。

返す刀で米国の親たちはいかにしたら子供たちを勤労精神を持った「成人」に育て上げるか、そのノウハウを教示している。

とにかく子供は朝から晩までスマートフォンにかじりついていないで、もっと本を読んだり、音楽を聞きなさい。
親も額に汗してまともな仕事をし、人様から後ろ指を差されないように子供の範となるべきだ――と当たり前のことを当たり前に書いているにすぎない。

不動産の売り買いで財を成し、ギャンブルビジネスで巨万の富を得た社会的な常識もなければモラルのない「将軍さま」への当てつけのようにも思える。

著者は本の構想や執筆はトランプ大統領就任前だったと弁明していただけでなく、本書は上院議員としてではなく、子供の父親として、一読者として、一市民として書いたものであることを強調している。

本の根幹をなすのはピューリタニズム。
「道徳を忘れた商売は罪悪」だと説いた二宮尊徳を米国流に諭して説いている。

サーサ氏は、政治家である前に歴史学者。
さすが歴史学者だけあってアリストレスに始まり、ジャン=ジャック・ルソー、トーマス・ペイン、アダム・スミスなど古今東西の賢者や思想家の引用が至る所に出てくる。

そうした中で教育論としては、19世紀の米哲学者のジョン・デューイ博士の進歩主義の影響が色濃く出ている。

「<われわれは個々の人間の自発性を重視せねばならない。その自発的な成長を促すための環境を整えるのが教育の役割だ>」という基本スタンスだ。
「我が家では人間の性格を作り上げ、成長させるためには厳しい勤労体験を徹底的に、限界ギリギリまで追求させることだという結論に達している」

サーサ氏はその動機についてこう記している。

「私が学長をしている時に校内に巨大なクリスマスツリーを立てることになった。学生たちと一緒に木にイルミネーションや飾りをつける段になった。学生たちは安易に手の届く木の下段にばかり飾りをつけて、梯子を使って上段につけるものは1人もいなかった」

「私は学生たちの行動に驚き、ショックを受けた。安易なことをするだけで満足している。嫌なことや面倒くさいことは誰かがやるだろうと思っているのだ」

「こうした傾向は何も我が大学だけのものではないことが分かった。私が住んでいるコミュニティでも我が家においてもだ。米国という国全体がそうなのだ」

「次の世代に生きる学生がそうだとすれば、この国はいったいどうなってしまうのだろう。かって一生懸命、精一杯働いてきた『アダルト』、つまり社会に対し責任を持ち、その社会の一員として自主的に貢献するまともな大人は滅んでしまうのだろうか。無責任、無気力は今や集団的危機になっている」

「親たちは、『金満主義』の影響を受け、無為で行き当たりばったりになっている自分たちの子供をそのままダメな大人にさせてしまってはならない。その危機から子供たちを救い出さねばならない」

「経済不況の今日、個々の市民は独立独歩志向文化に回帰せねばならない。これまで以上に緊急になってきている」

サーサ氏はなぜ今の時期にこの本を書いたのか。
政治家になった今、どうしても書き残しておきたかったとしているが、政治家が本を書けば当然、将来、政界における上昇志向、つまり大統領を狙う野望(2020年あるいは2024年)があるのではないかと勘繰られる。

特に共和党内だけでなく、民主党内でも「共和党議員としては数少ないまともで有能な政治家」(民主党全国委員会幹部の1人)といった評価があるくらいだ。

トランプ政権下の米国にうんざりしている人たち(民主党支持者はもちろんのこと、共和党支持者の中にも急増している)にとって、サーサ上院議員の今後の動向は気になるところだ。

そんな中でサーサ氏の地元ネブラスカの主要紙「リンカーン・ジャーナル・スター」は意味深な書評を掲載している。

「おらが国の上院議員が著した本書は、政治などよりも子供を育て、円満な家庭を築くことがいかに重要かを思い起こせてくれた。ワシントン(連邦政府)などの世話にならずに次の世代を育て上げることがいかに大切かを教えてくれた」

トランプ政治で保守とリベラルが激しく対立、分裂国家の様相を呈する米国。
それなのに負けた民主党からは2020年に向けた、これは、といった新進気鋭の大統領候補がまだ現れていない。

むしろ共和党からサーサ氏のような潜在性を秘めた候補が出てきたとは、皮肉なことである。

by mnnoblog | 2017-06-26 08:49 | 政治
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  (文春オンラインの記事より)

私はコンピューターのプログラミングを義務教育に取り入れるべきだと考えています。
それは、プログラマーが〝人類最後の職業〟になりうるからです。
プログラミングをマスターしていれば、世界中どこに行っても食いっぱぐれることはないという「実益」が第一の理由です。

人工知能はどんどん進化しています。
恐らく世の中にある仕事のほとんどが今後、人工知能でカバーできるようになるでしょう。

それはかつて手工業で作っていた品々を機械が作るようになったのと同じようなものです。
従来は機械化が難しいと思われていた熟練した職人のノウハウも人工知能が得意なものとして置き換わっていくでしょう。
官僚が行っている仕事や医者による病気の診断なども人工知能がとってかわる可能性が高いです。

ただ、税理士や会計士という職業は、生き残るかもしれません。
税務申告や会計処理はルールが多く複雑なので、仕事自体は人工知能が得意とするところです。

しかし、そのような仕事を職業とする場合には資格の取得が義務づけられています。
人工知能がいくら発達していても、こうした法律で保護されているような職業は、なくならないのでしょう。

究極的には人間の仕事は儀礼的なものしか残らなくなる可能性があります。
ただし、過渡期においては、人間の仕事を肩代わりしてくれる人工知能に指示を出す人間が必要になります。
それがプログラマーです。

ですから、プログラミングは人間がおこなう最後まで残る仕事のひとつになるでしょう。
もっとも、プログラミングを全ての人間が学ぶ必要があるかについて異論があるのは当然です。
いくら人間にとって最後の仕事だとしても、全ての人類がプログラマーになるようなことは起こらないだろうからです。

プログラミングを学ぶ意味とは、必ずしもプログラマーになるためではなく、コンピューターとのコミュニケーション能力を向上させることにあると思います。
プログラミングを覚えることで、コンピューターがどのように動作するかが理解でき、なにが得意で、なにが苦手なのか、いわばコンピューターの“気持ち”を理解して、コンピューターに的確な指示を送れるようになります。

私たちは、ふだん他者とのコミュニケーションにおいて、常に相手の行動や思考のパターンをシミュレーションしています。
それと同じことをコンピューター相手に行えるのが、これからの時代の人間に必須の能力となるでしょう。
プログラミングは、デジタル時代の「コミュ力」を向上させるのです。

プログラミングというのは万人に適性があるわけではありません。
ある一定の割合で、いくら教えてもプログラミングが上手くならない、というひとは存在します。

それでもプログラミングを必修科目にすべきというのは、プログラミングを学ぶことがコンピューターの動作原理を理解するのにもっとも近道だからです。
私たちは、小学生のころ、乾電池と豆電球を使って、電気がどのように流れて、明かりが灯るかを学びました。

しかし現在、スマートフォンやタブレットPCがどんな原理で動いているか、理解している人がどのくらいいるでしょうか。
最近の電化製品は取扱説明書を見なくても、感覚的に操作できるようになっています。
その製品のなかで、どういう作業が行われているのか、まったく分からなくても望んだように動かすことができます。

しかしそれは機械に人間とコミュニケーションをしてもらっているだけで、人間が機械とコミュニケーションしているとはいえません。
ですので、コンピューターの動作速度が突然遅くなったり、動かなくなったりした場合、どう対処すればいいか分からないということが起きるわけです。

コンピューターの動作原理を知らないと、メモリがいっぱいになっているだけというような基本的なトラブルでも、素人には何が起きているのか想像ができません。

現代社会に生きる人間は、まわりに溢れているコンピューターの気持ちを理解することでより有利に生活を送ることができます。
だからこそ、最低限の動作原理とプログラミング言語を小学生から学ばせるべきだと、私は考えているのです。

あらゆる企業、あらゆる職業の面接で、コミュニケーション能力というのは、もっとも重要視される指標となっています。
それはどのような仕事においても人間との関わりが仕事の中心となっていることがほとんどだからです。
これからはコンピューターとの関わりも避けては通れません。
コンピューターとのコミュニケーション能力が重要になっていくのです。

もうひとつ、プログラミング教育が重要な理由は論理的思考力と相関があるからです。
プログラミングを学び論理的思考力を高めることは、プログラマー以外の職業でも役に立つのです。

プログラミングもプログラミング言語も日々進化、多様化しています。
あるプログラミング言語を覚えたとしても、10年後には使われていないかもしれません。
それでも一度、そのプログラミングという思考のプロセスを学べば、論理的思考力の向上に役に立つでしょう。

子どもたちにはプログラミング言語そのものよりも、論理的思考力を身につけさせることと、コンピューターの動作原理を理解させることが大切だと思います。

ただし、義務教育にするならなおのことですが、最大の問題は、プログラミングを正しく教えるスキルを持った教師の数が絶対的に不足していることでしょう。
どうせ人材の育成は間に合わないので、ネットでの遠隔授業の導入しか、現実的な解決策はないように思います。
                 川上量生(カドカワ株式会社代表取締役社長)

by mnnoblog | 2017-06-25 08:45
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  (AFPの画像”モーツァルトの息子”と記事より)

著名な親を持つことには、良い面も悪い面もある。
しかしオーストリアの音楽家フランツ・クサーヴァー・ウォルフガング・モーツァルトにとっては他の誰よりも大変なことだった。

フランツ・クサーヴァーは1791年、天才作曲家の父親ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトが死去する数か月前に生まれ、生涯にわたって父親の影から抜け出そうともがき続けた。

母親のコンスタンツェは1801年、当時9歳だったフランツ・クサーヴァーに宛てて「両親を失望させる子は不名誉と苦痛に直面することになります。この言葉を私の愛する息子への警告とします」と書いている。

この不吉ともいえる手紙は、モーツァルト作品の研究などを行う国際モーツァルテウム財団が主催する展覧会の一環として、オーストリア北部ザルツブルクの「モーツアルトの住居」で現在展示されている数多くの私信の中の一通だ。

フランツ・クサーヴァーが1844年に死去するとモーツァルトの血筋は途絶え、数多くのモーツァルト家の文書が同財団に寄贈された。

モーツァルトとコンスタンツェは6人の子どもをもうけたが、そのうち成人したのはフランツ・クサーヴァーと兄のカール・トーマスだけだった。

国際モーツァルテウム財団の学芸員を務めるアルミン・ブロンジング氏によると、コンスタンツェは著名な夫の死後、フランツ・クサーヴァーを「第2のモーツァルトにしなければ」と決意した。

ブロンジング氏は「フランツ・クサーヴァーが2歳の時、彼女はすでに息子にピアノと音楽理論を習わせていた」と語った。

コンスタンツェは、フランツ・シューベルトやルートウィヒ・ベートーベンといった教え子を持つイタリアの作曲家アントニオ・サリエリら、当時最も著名な教師陣を雇った。

またコンスタンツェは、息子に対して「ウォルフガング・アマデウス」としか呼び掛けなかったという。
事実、フランツ・クサーヴァー自身もすべての自分の作品に「ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト、息子」と署名している。

フランツ・クサーヴァーが兄とやり取りした手紙によって、彼が幼いころから「とてつもないプレッシャー」を感じ、「家では厚遇されてこなかったこと」が明らかになった。

フランツ・クサーヴァーはわずか13歳で、ウィーンのホールで待望の初公演を行った。
評論家らはフランツ・クサーヴァーのパフォーマンスを称賛し、ある評論家は「父親のピアノ協奏曲をもう少しゆったりとさせた演奏だとすれば彼は素晴らしかった」と評した。
その一方で、この栄光に満足するなと警鐘を鳴らす批評もあった。

「モーツァルトの住居」に展示されている19世紀の主要音楽誌「アルゲマイネ・ムジカリッシェ・ツァイトゥング」の論説では、「モーツァルトの名によって今は寛大に扱われているが、その名が後々大きくのしかかるであろうことを忘れてはならない」と書かれている。

フランツ・クサーヴァーは17歳の時に親元から逃れ、当時ハプスブルク家のオーストリア・ハンガリー帝国の一部だったウクライナ西部リビウで、裕福な家庭のピアノ教師の職に就いた。

彼はそれから20年、自分の評判を高めようと欧州各地で音楽を教えたり、演奏したりしていた。
父親の優れた音感を受け継いだフランツ・クサーヴァーは、400人の聖歌隊を指揮したり、リビウ初の音楽学校を創設したりした。
その音楽学校は現在、国立音楽学校として存続している。

しかし元祖モーツァルトと比較すると、フランツ・クサーヴァーの音楽家としての実績は少なく、強く印象を与えることもなかった。
それが最も端的に表れているのが、1842年にザルツブルクで父親のモーツァルトにささげられる記念碑のお披露目の際の式典用に曲をつくるよう依頼された時のエピソードだ。

自己不信にさいなまれていたフランツ・クサーヴァーは、自分は失望させるだけの「ほとんど才能がない」音楽家だとして依頼を断った。
代わりにフランツ・クサーヴァーは父の未完の2曲をカンタータに仕上げた。
この曲は式典で拍手喝采を浴びた。

その2年後、フランツ・クサーヴァーはチェコのカルロビバリでの静養中に胃がんで死去し、同地に埋葬された。
フランツ・クサーヴァーの墓石には次のように刻まれ、死してもなお父親のモーツァルトの魂が大きくのしかかっている。

「父親の名が彼の墓碑銘となりますように。彼の父親に対する畏敬の念こそが彼の人生の本質だったように」

by mnnoblog | 2017-06-24 08:08 | 美術
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  (NAVER まとめより)

辞書によると大和言葉とは「我が国固有の言葉。漢語、外来語以外の言葉」とあります。

「情」を伝える言葉だという事です。
一方で、漢語は「理屈」を伝える言葉です。
例えば、「ありがとう」は大和言葉で、「感謝」は漢語です。

丁寧さに加え、言葉の響きが柔らかく、好印象を与える。
情景が浮かびやすく、意味が容易に伝わる特徴もあります。

〔お付き合いで使う言葉〕
「お平らに」と言うのは「膝を崩して」と言う意味で、「おみ足をお楽に」と同じ意味で使われます。
「お膝送り」は、座ったまま膝を動かし詰めること。
沢山の人が集まる和室などで「お膝送りをお願いします」と使われます。
「ほんのしるし」「心ばかり」は相手に品物などを渡すときに「ほんのしるしばかりですが」「心ばかりですが」と使います。
人の特徴を表す言葉として「奥ゆかしい、たおやか、清らか、おおらか、心映えがいい、懐が深い」などたくさんの言葉があります。
「ことほぐ」とは(言葉で)祝賀する、喜びや祝いの言葉を述べるという意味です。

〔日常会話〕
「ご協力をお願いします」は「お力添えをお願いします」に。
人や作品を評価する際に、「この上なく素敵だった」「この上なくおいしい」と言った形で使います。
「それより上のものがない」と言う意味ですから、「最高に」「最上に」という事です。
漢語では表せない「あふれる思い」が伝わります。
”ひねもす”とは朝から晩まで(終日)のこと。
ちなみに,“夜もすがら“は夜通しのこと。
”昼はひねもす、夜もすがら”と言えば”四六時中、いつでも”と言う意味になります。
”むしおさえ”とは”食事までまだ時間があるけど小腹が空くこと。
”気楽”とは”気持ちが塞いでいる状態から元気づける”ということ。
「一方ならぬ(ひとかたならぬ・ひとかたらなず)」とは、並の、ひととおりではない、普通ではないことなど、程度の大きさを表し、「並々ならぬ」とも言います。
お中元やお歳暮、結婚祝いや出産祝いをいただいた時などに「お心にかけていただきありがとうございます」「お心にかけていただきとてもうれしく思います」と感謝の気持ちを伝えてみると、よりむくもりのあるお礼の言葉が相手に伝わります。

〔仕事で〕
「結構です」を「お構いなく」、「先ほど」を「いましがた」、「意外に」を「思いのほか」というふうに、言葉の一つを大和言葉に置き換えるだけでも、受け取る側の印象は変わってきます。
「揺るがせ」とは、物事を疎かにすること。
「お約束の件、決してゆるがせにいたしません」のように使う。
両者の主張が対立した時、互いに譲り合って穏やかに話をまとめることを「折り合う」といいます。
ただ、「お返事をお待ちしています」と述べるよりも、「うれしいお返事を心待ちにしています」と書けば、はるかに大きな期待感が伝わります。
「心ならずも」と一言添えるだけで、申し訳ないという気持ちも、対応が遅れたことは本意ではないという事が伝えられます。
「仲介」を「とりもち」に言い換えると,和みませんか。
「その日は用事がありまして」を「よんどころない事情がありまして」本来は行きたいが行くことができない事情がある意味合いを含みます。
何かお願いするときに使う「大変失礼なのですが」は「不躾(ぶしつけ)ですが」という言い方にすると、相手に対して敬意を示す表現になります。
「おこがましいとは思いますが」と口にしてから、意見を述べてみることは如何でしょう。
「おこがましい」とは、「身の程をわきまえてないこと」「生意気なこと」という意味です。

〔感情を言い表す言葉〕
「心が結ばれる」とは、心の糸が絡んで結び目ができるようにふさぎ込んでいることを表す。
大和言葉では「胸を打たれた」「胸に迫る」「心に響いた」「心に刻まれた」など、微妙なニュアンスを表現することもできます。
ぐっと来た感じなら「胸に迫る」、ずしんと来たなら「胸を打つ」、じわじわと来たなら「胸に染みる」など。
目上の方や取引先など、感動や感激の気持ちをより丁寧に伝えたい場合などは「目頭が熱くなりました」と伝えることで、心を動かされた様子が伝わるものです。

by mnnoblog | 2017-06-23 08:50 | 社会

アルファ碁 人知超えた

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  (日経新聞の画像と記事より)

囲碁と将棋の人間トップが5月下旬、相次いで人工知能(AI)に敗れた。

世界最強とされる中国のプロ棋士、柯(か)潔(けつ)九段が米グーグルの「アルファ碁」に3連敗し、将棋でも名人がソフトに太刀打ちできなかった。

AIに圧倒的な実力差を見せつけられた囲碁界、将棋界には今、変革の波が押し寄せている。

知的な盤上ゲームの最高峰とされてきた囲碁でのAIと人間の“頂上決戦”。
世界の耳目が集まるなか、実力差を痛感し、自分を責めて取り乱したという柯九段は「アルファ碁が完璧すぎた。

負けてばかりで苦しくてたまらなかった」と心情を吐露。
相手の打ち手の狙いを正確には把握できないこともあったという。

「このとっちらかった打ち方は何なんだ」。
三番勝負後に公開された50局の棋譜に世界のプロ棋士が震え上がった。

アルファ碁同士が対戦する自己対局の棋譜で、従来の囲碁理論で理解するのは困難。
世界王者にもなった中国の時(じ)越(えつ)九段(26)は「かつて見たことがなく、遠い未来でも想像できない」とあきらめ顔だ。

人間は自分の打ち手に戦術や意味を持たせる。
部分的に損であっても、盤面全体でバランスが取れていると判断する。

しかしアルファ碁は、定石とされる手順の最中、急に手を抜くこともあれば、あっちこっちに打って急所を放置することもある。
日本棋院所属で囲碁AIに詳しい王銘琬(めいえん)九段(55)は「勝率の最も高い手を追求した結果だろう」と推測する。

アルファ碁は中国語で「阿爾法囲棋」。
中国のプロ棋士は敬意をもって「阿先生」と呼ぶが、すでに人知の及ばない高みに到達したのか。開発者でグーグル傘下の英ディープマインドのデミス・ハサビス最高経営責任者(CEO)は「人間の棋譜の影響はごくわずか。
ほとんど自己対局で腕を磨いた」と明かす。

囲碁は局面の数が10の360乗と膨大なうえ、形勢判断も難しく、あと10年は人間に及ばないと考えられてきた。

だが、アルファ碁の開発が始まったのは、わずか3年前。
人間の打った大量の棋譜を参考に、どの局面ではどこに打てば良いかを機械が学ぶディープラーニング(深層学習)と自己対局を繰り返す強化学習という2つの手法を組み合わせた。

現在のアルファ碁の実力は1年前のバージョンに対し、ハンディとして先に3つの石を置かせる「3子局」で対等のレベル。
アマチュア強豪が1年でトッププロに成長したようなもので、進化のスピードも驚異的だ。

アルファ碁は人間との真剣勝負から「引退」するが、各国での囲碁AIの研究競争に火を付けた。

中国IT大手テンセントの「絶芸」は開発からわずか1年で世界トップ棋士とネット対局で対等以上に渡り合う実力を備えた。
日本製「DeepZenGo(ディープゼンゴ)」も3月、日本の第一人者で六冠の井山裕太王座(28)に勝利。
世界規模のコンピューター囲碁大会が今年、中国で始まる構想もある。

囲碁や将棋では強くなったAI同士の対局の棋譜が大量に生み出される時代に入った。
将棋の羽生善治王座(王位・棋聖、46)は言う。
「人間の勝負よりAIの対局が面白いとなれば、棋士の存在価値はなくなる。人間同士のほうが面白い、魅力的だという価値がつくれるかどうかが今後、問われる」

by mnnoblog | 2017-06-22 08:04 | テクノロジー

のほほんと---


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