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弓道

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高校時代は弓道部に入部した。
武道をやりたかったからである。

父は剣道をやっていた。
確か、4~5段の腕前だったと記憶している。

父は私にも剣道を習わしかったらしいが、私は片耳しか聞こえなかったので、剣道の練習中に竹刀で片面を打たれた場合、聞こえている耳も聞こえなくなる事を恐れて勧めなかった。

高校の弓道部は小笠原流だった。
小笠原流は立ち振る舞いが美しなければならないという事を基本にしている。

基本的には自然体を心掛け、体の一部に力が入っているような姿勢で弓を引いてはいけないとされている。

高校時代の私は、細身で頑丈な体ではなく、また、なで肩であった。

弓を引っ張る時、肩の筋肉が盛り上がり、なで肩の姿勢が変わってしまう。
肩が張った体型であれば弓を引いた時、肩の筋肉が盛り上がっても違和感がない。

肩の筋肉が盛り上がらないよう弓を引く練習をしたが、最初の2年間は上手くいかなかった。
弱い弓にすれば、多少良くなるものの、弓を上に上げなければ的に届かない。弱弱しい弓になる。

3年生になると、肩の筋肉が付いてきて弓を引いた姿勢も良くなってきた。
3年生の終わりになって、昇段試験を受けることになった。

2本の矢を持ち、2本とも的に当たった。
2本的に当たった場合は昇段できると聞いていたので、心待ちにしていたが、初段の免許は得られなかった。

初段を得るには、的に当てるより的に当てるまでの所作、姿勢が重視される。
自分では気が付かなかったが、恐らく弓を引く時緊張して肩が盛り上がっていたのであろう。
残念な結果となった。

大学では弓道部がなかったので、弓道はそれ以来やっていないが、75歳になっても正しい姿勢を保つ事は忘れていない。

by mnnoblog | 2018-07-16 08:17 | 思い出