2018年 10月 03日
生きるための土台はーーー
結婚とか離婚とか考えることがある。
事実婚として婚姻届けを出さずに結婚生活を送っている人たち。
婚姻届けは出しているが恋愛感情は持たず共同生活をしている共生婚の人たち。
また離婚できない事情があり仮面夫婦として世間体を保ちながら夫婦生活を送る人たち。
45年間の結婚生活の内、43年間別居生活。
先日亡くなられた樹木希林さんのような結婚生活もある。
45年間の結婚生活で1度だけ、夫の内田裕也さんが離婚届けを出したことがありましたが、樹木希林が離婚に反対して訴訟となり離婚無効となっています。
何故、希林さんは離婚しなかったのだろうと思いますが、それは希林さんが内田裕也さんを心底好きだったからに他ならないと思います。
内田裕也さんを失ってしまえば、希林さんは生きていく上で大切な土台が崩れてしまうと思っていたのではないか。
土台が崩れても生きて行ける人は強い。
希林さんはそうではなかった。
土台が必要だったのであろう。
勿論、”死にたくない”と言う人間の本質な欲望は誰しも持っている。
その本質的な欲望とは別に生きていく上で人には土台が必要なのではないだろうか。
癌に侵されながらも淡々と生きて行けたのは、強い土台が希林さんにはあったからであろう。
希林さんのように、生きていく上で必要な土台とは何であろう。
家族、配偶者、宗教、熱中できる趣味、友人、お金ーーー
人それぞれであろうが、それはその人の心の中にあるものではないだろうか。
自分が一番頼れるもの、落ち着けるもの、熱中できるものーーー
心の中の土台があってこそ、人は生きて行けると思います。
さて、私自身の土台は何であろうかーーー
by mnnoblog
| 2018-10-03 08:30
| 独り言